キリスト教一千年史〈下〉―地域とテーマで読む

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キリスト教一千年史〈下〉―地域とテーマで読む

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  • サイズ B6判/ページ数 280,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560084588
  • NDC分類 192
  • Cコード C0022

出版社内容情報

イエスの誕生と死から千年間の歴史を、ヨーロッパからインドや中国まで、かつてない地理的な広がりのなかで、わかりやすく語る。発展と多様性の歴史
 本書は1世紀のナザレのイエスから西暦1000年ごろまでのキリスト教世界を、章ごとに人物、地域、重要な概念をテーマとして、広大な地域・長大な時間軸をわかりやすくまとめたものである。
 教会の中心的な信仰の定式化、独特な慣行の発展、最も長続きしている制度の確立は、最初の5世紀間に起こった。さらなる500年でこの宗教は、はるか遠方まで到達する一方で、かなりの地域がイスラームの支配下に入るという激動も経験した。
 教会の歴史は単なる一宗教共同体の歴史ではなく、古代世界のさまざまな文化を作り替えた。アルメニア文字のように、聖職者が生み出した文字が現在まで使われている言語もある。教会は各地で隣り合う王国間のパワーバランスによって揺れ動き、また民族の独自性に寄り添い異なる形で発展していった。よく知られる正教会よりも東にはシリア語圏の教会が存在し、アジアへの伝道に大きな役割を果たした。初期のキリスト教美術はどんなものだったか、現存するシステムはどのように成立していったか。波瀾の歴史を語る36章!

ロバート・ルイス・ウィルケン[ウィルケン]
1936年生まれ、シカゴ大学でPh.D.を取得。ヴァージニア大学名誉教授。元アメリカ宗教学会会長、現北米教父学会会長。邦訳は他に『ローマ人が見たキリスト教』(ヨルダン社、1987年)、『古代キリスト教思想の精神』(教文館、2014年)。

大谷 哲[オオタニ サトシ]
筑波大学人文学類卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了、博士(文学)、西洋史学専攻 現在、東北大学大学院文学研究科専門研究員、立教大学他非常勤講師

小坂 俊介[コサカ シュンスケ]
東北大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了、博士(文学)、西洋史学専攻 現在、東北大学助教

津田 拓郎[ツダ タクロウ]
東北大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程前期課程修了、博士(文学)、西洋史学専攻 現在、愛知県立大学他非常勤講師

青柳 寛俊[アオヤギ ヒロトシ]
千葉大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程在学、西洋史専攻

内容説明

さまざまな民族の独自性に寄り添った多様なキリスト教の姿。ブリテン諸島からエチオピアやアルメニア、東はインド・中国まで広がり、イスラーム支配下でも存続したキリスト教共同体の姿を、グローバル・ヒストリーから見ていく。

目次

キリストをめぐる一大論争
エジプトとコプト、ヌビア
アフリカのシオン―エチオピア
シリア語を話すキリスト教徒―東方教会
アルメニアとグルジア
中央アジア、中国、インド
キリスト教帝国―ユスティニアヌス
西方での新たなはじまり
ラテン・キリスト教の北への広がり
エルサレム略奪、さらなるキリスト論論争
唯一神の他に神はなし―イスラームの勃興
聖画像とビザンティウムの構造
アラビア語を話すキリスト教徒
イスラーム支配下のキリスト教徒―エジプトと北アフリカ
イスラーム支配下のキリスト教徒―スペイン
西の皇帝―シャルルマーニュ
スラヴ人の間のキリスト教

著者等紹介

ウィルケン,ロバート・ルイス[ウィルケン,ロバートルイス] [Wilken,Robert Louis]
1936年生まれ、シカゴ大学でPh.D.を取得。ヴァージニア大学名誉教授。元アメリカ宗教学会会長、元北米教父学会会長

大谷哲[オオタニサトシ]
筑波大学人文学類卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了、東北大学博士(文学)、西洋史学専攻。現在、東北大学大学院文学研究科専門研究員、立教大学他非常勤講師

小坂俊介[コサカシュンスケ]
東北大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了、東北大学博士(文学)、西洋史学専攻。現在、東北大学助教

津田拓郎[ツダタクロウ]
東北大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程前期課程修了、東北大学博士(文学)、西洋史学専攻。現在、愛知県立大学他非常勤講師

青柳寛俊[アオヤギヒロトシ]
千葉大学文学部卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程後期課程在学、西洋史学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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1
宗教的権威と政治的中心地がローマとコンスタンティノープルで分かれたこともあり、公会議を通じて分断は深まった。東欧やシリア、(今の)ドイツフランス当りは政治的な思惑からのトップダウンでの改宗が主で、初期の帝国下のボトムアップの浸透とは速度も反発の種類も異なる。 また印象的だったのは言語の役割である。「二つの本性」といった部分の教義に関しての言い回しはギリシャ語かラテン語によってニュアンスが変わってしまうせいもあったとか、北アフリカのコプト語はイスラム化で残存したとか、スラヴ語の発展とか。2025/05/28

nata

1
下巻はいわゆる西方以外の地域、あまりキリスト教のイメージがないシリアやエジプトでの受容、また東方教会やアラビア語を用いるキリスト教徒などが紹介されている。上下巻と分量があり情報量も多いので一回読んだだけではなかなか難しい。2020/01/12

TK39

0
キリスト教が何故、ヨーロッパに広まったのかを簡潔に地域別に書いており、参考になった。 また、アフリカ、中東ではイスラムによる征服以前はコプト語、シリア語が話されていたが、商業にアラビア語を使うようになり、アラビア語が日常語に変わっていったというのは興味深い。2017/02/02

Yuji Fujita

0
よかった。福音を違う言語に翻訳するときに一緒に文字も発明する場合がけっこうあったエピソードなどが特にぐっときた。2019/02/24

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