幻冬舎新書<br> ガザ―日本人外交官が見たイスラエルとパレスチナ

個数:
電子版価格
¥1,003
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

幻冬舎新書
ガザ―日本人外交官が見たイスラエルとパレスチナ

  • 中川 浩一【著】
  • 価格 ¥1,056(本体¥960)
  • 幻冬舎(2023/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 18pt
  • 提携先に24冊在庫がございます。(2024年04月27日 14時50分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344987166
  • NDC分類 319.285
  • Cコード C0295

出版社内容情報

ハマスとイスラエルの衝突で世界は混乱、いまだ和平の糸口は見えない。パレスチナとイスラエルはなぜ憎しみあい、殺しあうのか? パレスチナ人が70年も難民として生きる不条理を、なぜ国際社会は解決できないのか? ガザ、イスラエルに駐在し、PLOアラファト議長の通訳も務めた外交官が目撃した、この世の地獄とは? オスロ合意、キャンプ・デービッド・サミットの裏側、アラブ人とユダヤ人の本音、歴代アメリカ大統領の計算、難民キャンプの実情など、日本人が知らない、ガザとガザをめぐる歴史のすべてがわかる本。

内容説明

ハマスとイスラエルの衝突で世界は混乱、いまだ和平の糸口は見えない。パレスチナとイスラエルはなぜ憎しみあい、殺しあうのか?パレスチナ人が70年も難民として生きる不条理を、なぜ国際社会は解決できないのか?ガザ、イスラエルに駐在し、PLOアラファト議長の通訳も務めた外交官が目撃した、この世の地獄とは?オスロ合意、キャンプ・デービッド・サミットの裏側、アラブ人とユダヤ人の本音、歴代アメリカ大統領の計算、難民キャンプの実情など、日本人が知らない、ガザとガザをめぐる歴史のすべてがわかる本。

目次

第1章 イスラエル人とハマス、憎悪と殺戮
第2章 中東和平が最も実現に近づいたとき
第3章 パレスチナとイスラエル、和解の道は途絶えた
第4章 エルサレム・パレスチナ問題は永遠に解決できないのか
第5章 アメリカはなぜパレスチナ難民を見捨てたのか
終章 ガザ戦争の行方

著者等紹介

中川浩一[ナカガワコウイチ]
1969年、京都府生まれ。慶應義塾大学卒業後、1994年外務省入省。1998~2001年、在イスラエル日本国大使館、対パレスチナ日本政府代表事務所(ガザ)、PLOアラファト議長の通訳を務める。その後、天皇陛下、総理大臣のアラビア語通訳官(小泉総理、安倍総理(第1次))や在アメリカ合衆国日本国大使館、在エジプト日本国大使館、大臣官房報道課首席事務官などを経て2020年7月、外務省退職。同年8月から国内シンクタンク主席研究員、ビジネスコンサルタント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

83
1998年から外務省職員(通訳等)として現地で働いていた著者がガザ問題を分析したもの。ご本人がいた頃はちょうどキャンプディヴィッド会談の頃で、アラファト、オスロ合意時のラビン、そして仲を取り持ったクリントンへの評価が高いが、結局それだけの役者がそろっていたとしても和平実現に至らなかった現実の難しさが語られる。一方現在は民間に移り分析をしていて、最近の中東情勢の見方は面白かった。しかし一方でハマスについての分析が殆ど見当たらず、外野からの観戦のような印象。全体的に「自分語り」が多すぎるのも気になった。2024/02/10

よっち

34
ガザ、イスラエルに駐在し、PLOアラファト議長の通訳も務めた外交官が目撃したこの世の地獄。日本人が知らないガザとガザをめぐる歴史がわかる一冊。そもそもなぜこのような状況が生まれたのか、イスラエル独立から中東戦争に至った経緯、アメリカ歴代大統領によるイスラエルとパレスチナの和解へのアプローチ、パレスチナ人のシンボルだったアラファト議長、アメリカはなぜ見捨てたのか、ガザ紛争に終わりはあるのか。諸悪の根源はやはりイギリスの三枚舌外交にあったとは感じるものの、妥協点を未だ見出だせない状況はなかなか難しいですね…。2024/02/05

Garfield

16
★★★★☆☆☆ Kindle + Audible 外務省のアラビア語専門家である元外交官が、イスラエルとパレスチナ難民の問題ついて著述。過去の国連決議やオスロ合意等の内容をしっかりと振り返り、過去の調停案等をそれらに照らして分析しており、分かりやすく、この問題の歴史と複雑さについて頭の中で整理が進んだ。アラファト氏との会談の通訳を数多く経験され、同氏にやや傾注している感はあるものの、在イスラエル日本大使館とガザ日本政府代表事務所の両方での勤務経験を生かして両者の視点で論じられていて、立体的理解に資した。2024/04/24

都人

3
外務省にてアラビア語の通訳として、現地で勤務し現在は退職した人の語るパレスティナ問題の解説書。現在のガザの状況を踏まえ解決策の提示が大変困難であることを示している。印象的だったのは、パレスティナ人の住む地域が混沌でスラム化しているのに、イスラエル人の住む地域が整然でヨーロッパの様だとの記述があった。イスラムの大義は国民の豊かさを求めることにはないのか。 2024/04/09

anniehappy

2
パレスチナ問題が単にパレスチナとイスラエル間だけの問題でないことがよく理解できた。すなわち今後数十年かけても片付かない厄介な問題であることも。 日本は平和であることが当たり前になっていて、それはもちろん幸せなことだ。しかし戦っている当事者の気持ちを理解できずに、戦争はすべきでないと絵空事を言ってしまう。世界の各地で起こっていることから日本も逃れられるわけではない、自分たちも関わりを持っていることをもっと自覚しなければいけない。2024/01/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21717436
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。