内容説明
ギョーザ、タンタン麺、ワンタン、チュンピン、春巻き、ゴーティエ、花巻き、パオズほか、全64品のつくりかたの本。
目次
水、ぬるま湯、熱湯でこねる生地(水でこねる生地;ぬるま湯でこねる生地;熱湯でこねる生地)
発酵生地
水と油でこねる生地
著者等紹介
ウーウェン[ウーウェン]
北京市生まれ。北京師範大学卒業。1990年来日。1996年、NHK出版『H2O』誌で発表した「北京の小麦粉料理」が評判となり、料理研究家となる。北京に伝わる家庭料理を中心に、ネイティブな味の紹介に努めている。自宅でクッキングサロンを主宰するほか、雑誌やテレビでも活躍中
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
市太郎
45
これは良い本だと思う。小麦粉料理はこの一冊で色々とバリエーションが増えるだろう。漫画のコマのように細かく写真で載っているのでわかりやすい。レシピも簡単で作りやすそう。右下にはパラパラ漫画式の餃子の包み方までついていて、遊び心も満点。きっかけは忘れてしまったが、昔からずっと読みたいと思っていて、先日本屋で偶然発見。個人的には最近観た映画の影響で春餅(読みは、チュンピン。いわゆるトルティーヤみたいなやつ)の作り方が気になっていたので知れて大変良かった。まあ、僕自身は料理はほとんどしないが、読むだけで美味しい。2022/02/22
たまきら
39
現在本屋さんでこの内容をもっとそぎ落とし、作りやすくした素晴らしい本が置かれているけれど、200gの小麦粉からこれだけ多様な主食ができるなんて!と感動できるのはこちらです。水でこねた生地を使うレシピだけで20種(ぬるま湯・熱湯でこねるレシピが続きます)。もう眺めているだけでおなか一杯!しかも、著者がとても素敵な中華服を着て作ってらっしゃるんですよ!うっとりしました。北京の友人宅で朝売りに来る豆乳に、揚げたてのヨウピンを入れて食べたの,美味しかったなあ…♡あ、なんかあれも口に押し込まれた思い出がある…。2023/11/04
山猫
24
ナオキさんから。葱花餅(葱餅)の大胆な作り方に仰天。今までシコシコ巻いて、とぐろ作ってた俺って何だったんだろう?猫耳朶(誌上では猫耳)の作り方載ってて良かった。実は昔ホテルの室内誌で見てから、ずっと探してた。2021/02/15
ピンガペンギン
19
昔、平松洋子さんの食エッセイで「ネギ餅」という北京のおやつの作り方を知り、簡単で美味しいので時々作っていました。手で生地を平らにして上に油とネギをおいて、ぐるぐる巻きにして層を作っていってフライパンで焼くものです。この本にはネギ餅だけでなくて、肉のあんを入れるものや皮から作るぎょうざ、蒸しパンなどの作り方が行程ごとの多くの写真で説明されていました。昨日会った人が「グルテンフリー」の話をしていたのですが、やっぱり小麦粉料理は美味しい!
9
12
パンだのチャパティだの肉饅、花巻等小麦粉料理にはまっていた頃、ネットレシピ検索によくヒットしたのがウーウェンさんの名前でした。試しにいくつか作ると美味しいし、家族にもとても好評でした。そんなわけで料理サイト掲載レシピでは飽き足らず本書購入。小麦粉料理なので似たような調理方法かと思いきや、小麦を練るのにも温度が違ったり、生地を休ませたりそのまま焼いたりイースト発酵させたりとバリエーション豊か。やはりプロのレシピはいいですね。フルカラーで分かりやすく、細かいところまでの解説は本ならではという気がします。2015/03/05