内容説明
神様でもあり、フツーの人でもある音楽家たちの素顔。名曲誕生のエピソード満載。
目次
第1章 これだけは知っておきたい!10人のクラシック大作曲家(音楽を「芸術」にしたMr.クラシック ベートーヴェン;何でもできてしまう天真爛漫な天才 モーツァルト ほか)
第2章 知られざる作曲家の舞台裏(雇われ音楽家からフリーの芸術家へ 作曲家に残された成功への道とは?;オペラで成功した作曲家の華麗なるセレブ生活 ほか)
第3章 クラシック界のライバルたち(バロック音楽の人気対決―ヴィヴァルディvsバッハ;まじめに基礎固め―ヘンデルvsハイドン ほか)
第4章 アイテムで探る!大作曲家ギャラリー(ピアノ;いろいろな楽器 ほか)
付録 クラシックの大作曲家たち(ヴィヴァルディ;ヘンデル ほか)
著者等紹介
吉松隆[ヨシマツタカシ]
1953年東京生まれ。作曲家。慶應義塾大学工学部を中退後、独学で作曲を学ぶ。81年『朱鷺によせる哀歌』でデビュー。以後いわゆる「現代音楽」の非音楽的な傾向に異を唱えながら多数の作品を発表する。その作品は国内および海外で数多くCD化され、クラシックというジャンルを超えて幅広いファンの支持を得ている。評論・エッセイなどの執筆活動のほか、FM音楽番組の解説者やイラストレイターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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fuchsia
2
ベートーベン、モーツァルト、バッハは色々と初心者向けの入門書もありますが、その周辺も含めて20世紀半ばの現代音楽までわかりやすく解説。ナクソスの音源つきで1500円はお得なんではないでしょうか。私は格調高くないので、ブラームスの若いころのイケメンっぷりが凄いとか、ボンボンのメンデルスゾーンが好きだとかそんな読み方です。2012/10/07
ナツ
2
クラッシックといえば普遍的なものというイメージがあったが、生前は全く評価されなかったものや、一度消えかけたが研究熱心な者の力により脚光を浴びたものなど、様々な生い立ちを知ることができる。また、普段何気なく耳にしている曲が意外にもクラッシックであるなど、初めて知ったことが多く楽しめた。良本です^^ 2012/06/22
わきが
1
クラシックの著名な作曲家をざっくりと紹介しています。私は初心者なので、これくらいのキャッチーさがちょうど良い。(若者受けを狙い、ネットスラングを使っているのは滑っていますが...)クラシックに興味あるけど、何を聞いたらよいかわからない人向けです。バッハは「音楽の父」と言われているけど、見た目的には「おかん」です(;´Д`)現代音楽はよくわからない。音楽で食べていくのが難しいのは今も昔も変わらないなあと思いました。映画や音楽などの娯楽における冷戦時代のイデオロギーのぶつかり合いは凄まじい。2012/08/16
nizimasu
1
クラシック門外漢が楽しく読める入門書。CD付きがうれしい2012/08/06
nxjvy
0
辞書的な使い方や、クラシックを聞きたくても何から聞けば良いのか分からない人におすすめ。中学生ぐらいから呼んでも大丈夫だと思う。2021/12/13