- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > ノベルス
- > 幻冬舎幻狼ファンタジアノベルス
内容説明
「過去を視る」力を持つ帝国の史官・ヤエト。病弱な彼は、赴任先の北嶺で地味な隠居生活を送ることを夢見ていた。しかし、政治に疎い北嶺の民に悩まされ、さらには北嶺に太守として来た勝ち気な皇女に振り回され休まる間もない。だが、北嶺を知るにつれ、ヤエトはこの地に帝国の秘密が眠ることに気づいていく…。歴史の光陰が織りなす壮大なるファンタジーロマンの扉がいま開かれる―。
著者等紹介
妹尾ゆふ子[セノオユフコ]
3月9日生まれ。神奈川県在住。漫画家のめるへんめーかーを姉に持ち、アシスタントをつとめる。白泉社「花丸」にて、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりもん
32
この作者の本を初めて読んだが、とってもツボにはまった。この作品最高2010/04/16
フキノトウ
28
再読。鳥のシロバとヤエトの関係が好きです^^シロバがヤエトの世話をしているところが良いです。2014/03/08
けろり
27
実は何度目かの再読です。 ふと図書館でタイトルに惹かれ手に取ったのがこのシリーズとの出会いです。 この巻の表紙を見ていると、ヤエトは色々な意味で“ 時”を司る人なんだろうなぁと彼に想いを馳せてしまいます。皇女との関係も好きですね😊下巻もじっくりと読み直してみたいものです。2020/08/18
ダージリン
27
久しぶりにファンタジー色の濃い物語を味わいました。設定が凝っているので、話が広がっていきそうですね。やっぱりヤエトの心の声がいい!辛辣なときもあるけど、思わず笑えること多し!ヤエトを取り巻く人々も面白く、結構慕われてるよね~。2010/03/27
yourin♪
21
面白い! 主人公ヤエトは虚弱体質で、すぐに熱を出したりふらふらしちゃう36歳男子。 閑職に左遷され、これでやっと念願の楽な隠居生活を送れると思ったのに、皇帝の末娘が太守として着任し、その副官に任命されてしまう・・・。 できれば静かに暮らしたかったのに、持って生まれた糞(失礼!)真面目さで自ら振り回される羽目に・・・。2013/05/25