図説 人魚の文化史―神話・科学・マーメイド伝説

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図説 人魚の文化史―神話・科学・マーメイド伝説

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  • サイズ A5判/ページ数 320p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784562059010
  • NDC分類 164
  • Cコード C0022

出版社内容情報

アマビエの流行を受けて、海の幻獣に対する関心が高まっている。リンネによる人魚の解剖記録とは? 興行師バーナムの「偽人魚」と日本の関係は? 美術、建築、科学、見世物、映画などさまざまな点からマーメイドの秘密に迫る。

内容説明

ギリシャ神話に遡る起源から現代のシンボルまで、西洋と東洋の人魚の歴史と互いの影響関係をくわしく解説。なぜ人魚は女性ばかりなのか?分類学者の父と呼ばれたリンネが記した人魚の解剖記録とは?興行師バーナムが起こした「偽人魚」事件は日本と関係があった?時代背景とともに人魚像や人魚の役割は変遷したが、人類の文化の周辺には常に人魚の存在があったことを神話・宗教・科学・資本主義等の多様な角度から検証し、多彩な図版とともにみてゆく。

目次

第1章 中世の怪物
第2章 新たな世界、新たな不思議
第3章 啓蒙時代の試み
第4章 フリークショーとファンタジー
第5章 現代のマーメイド
第6章 世界の海へ

著者等紹介

スクリブナー,ヴォーン[スクリブナー,ヴォーン] [Scribner,Vaughn]
セントラル・アーカンソー大学の歴史学の准教授。アメリカの初期の歴史をグローバルな観点から研究している。特に、アメリカにおける英国人の位置づけに関心がある

川副智子[カワゾエトモコ]
早稲田大学文学部卒業。翻訳家。訳書多数

肱岡千泰[ヒジオカチヒロ]
大阪府生まれ。京都大学総合人間学部卒業。文化人類学専攻。映画配給会社を経て、特許事務所に勤務。2015年より翻訳専門校フェロー・アカデミーで学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

蘭奢待

50
人魚をテーマにしたファンタジー作品は数多くありそうだが、これは史実を集めた文化史。19世紀の時代までは存在論が盛んだった。世界中で半人半魚型の壁画や装飾が残っているが、これらは必ずしも地域的に伝播したものではなさそうだ。地域交流のおこる前に各地域で発生しているところが面白く、ミステリアスさを助長する。現代でアニメに代表されるようなセクシャリティ溢れる美しいマーメイドだが、これは商業主義的結果であり、過去はそうではなく、シャーマニズムとも結びついた化身、妖怪の類で祟りを恐れられていた。2021/08/01

aries

2
人魚が大好き。見た目も可愛らしいし人魚が登場する物語も切ないものが多くて、私にとっては強く惹かれる憧れの存在である。なので本書では結構ショッキングな記述も多かったのだが多くの人がこれまで見たと信じている、だが恐らく存在しないであろう美しい生き物に魅了され続ける理由が大まかには掴めたかも。2022/12/05

aoto

1
中世までマーメイドは表出していない点に着目し、人魚が女性の聖性を貶めるために使われるようになったという。怪物としての人魚が女性蔑視に繋がってきた、という論調。幾分、文化史としてのまとめ方の方向性に偏りが感じられる。2022/04/23

takao

1
ふむ2021/07/08

とりとみー

0
日本は人魚の肉で不老不死になるという話があるが、他の国ではどんな話があるのか知りたくて読んだ。宗教的にどう生まれてどう扱われたかなど文化に焦点が当たっていた。当初の目的はあまり果たせなかったが面白かったのでまあいいか。2022/05/25

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