出版社内容情報
震災後の福島で医療支援をしていた友が死んだ。志半ばでの友の死に、自分は何もしなくていいのかと自問する外科医・雨野。そんな中、福島のある病院が、院長の急逝で診療を続けられなくなったという知らせが。「ならば俺が行く」。外科医を辞め地域医療の現場に飛び込んだ雨野を待ち受けていたのは――。現役外科医によるシリーズ第八弾。
【目次】
内容説明
震災後の福島で医療支援をしていた友が死んだ。志半ばでの友の死に、自分は何もしなくていいのかと自問する外科医・雨野。そんな中、福島のある病院が、院長の急逝で診療を続けられなくなったという知らせが。「ならば俺が行く」。外科医を辞め地域医療の現場に飛び込んだ雨野を待ち受けていたのは―。現役外科医によるシリーズ第八弾。
著者等紹介
中山祐次郎[ナカヤマユウジロウ]
1980年神奈川県生まれ。鹿児島大学医学部卒。都立駒込病院大腸外科医、福島県広野町・高野病院院長等を経て、湘南東部総合病院外科勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mike
87
外科医の道を退き地域医療へと身を捧げる選択をした雨ちゃん。でも彼は外科医として優秀でありまだ若い。果たして今回の彼の決断はどうだったのか…昨日身内が他界した事もあり今回の話はより心を動かされ涙涙。後半に凛子がチラリと登場する。外科医としてもかなり優秀であり、人の病だけでなく心の中まで瞬時に見極める聡明な女性。この子大好き。2026/01/01
itica
63
シリーズ8。医師となって9年目。外科医の経験を積み、着実に足場を固めている雨野隆治であるが、ふと、このままで良いのかと漠然と思う。そんな時、旧友の事故死のニュースを目にし、隆治はある決断をする。まさに「えー!」だよ。今までと全く違う環境に飛び込む隆治に驚いたが、これがもう涙なしでは読めない。運命は時に残酷だ。でも、それを乗り越えて隆治は人間として更に成長することだろう。頑張れよ! 2025/11/26
カブ
33
泣くな研修医シリーズ8。雨野先生外科医となって9年目。このままでいいのか思い悩み、震災後の福島へ。たった半年間の濃密な時間を過ごし、成長し続ける雨野先生。応援してます!次作が楽しみ。2025/12/30
楽駿
21
読書会仲間本。今回は深いテーマが複数。都会の手術を中心にした外科医の生き方と、地方の唯一の医師としての総合医師の生き方。どちらが正しく、どちらかが間違っているわけでもなく、どちらも必要。けれど、人はどう生きていくかを選ばなければいけない。少ない患者に、生活も含めて寄り添うことも、多くの手術によって、命を救うことも、どちらも医師の努め。ただ両方を選ぶことは難しい。そして、医療従事者であればこそ、己の不調には気が付くし、命の限りも予想される。知らない方が幸せな事もあるのだ。どう生きるか。何時も問い直される。2026/01/09
kanaもん
15
雨野の葛藤、医者としてどう生きていたいか。周りの人々が温かく、また人として成長する姿があり良い話だった。次はどこへ行くのだろう。移動するたびにロマンスもあり、さすらい医師のようにもなってきた。2025/12/07




