内容説明
山城長政、通称“武将さん”は、中三条商店街にあるカフェの店長。ある日、失踪したオーナー古木から「せいぜい頑張りや」と書かれた謎の紙束が届く。後日、カフェが何者かに荒らされ、長政は失踪に事件性を感じ調べ始める。すると、古木の実家の老舗懐紙屋と新進美術商との黒い噂が―。碁盤の目に交差する京の通りの“裏”を暴く京都ミステリ。
著者等紹介
池田久輝[イケダヒサキ]
京都府生まれ。1998年、同志社大学法学部政治学科卒業。99年、朗読ユニット「グラス・マーケッツ」を結成。“池田長十”名義で現在も活動中。2013年『晩夏光』で第5回角川春樹小説賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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