内容説明
本書では、生活科学の全分野にわたって概説している。また、生活科学がある意味では境界領域の学問であるため、周辺学問との位置関係を明らかにする目的で、周辺学問分野についての簡単な解説も含めて扱っている。
目次
1 生活科学の概念(家庭生活をめぐる質的変化;規範科学の必要性 ほか)
2 生活科学の歴史(生活科学の萌芽;戦後の生活研究の流れ ほか)
3 生活科学各論(人と環境;家族と生活 ほか)
4 生活関連科学の概説(家政学;生活科学と繊維製品消費科学 ほか)
5 生活科学の対象と方法(目的学としての生活科学;生活科学の現代的課題 ほか)
著者等紹介
中根芳一[ナカネヨシカズ]
1964年大阪大学大学院工学研究科修士課程修了(構築工学専攻)。大阪大学助手、大阪市立大学専任講師、大阪市立大学助教授、大阪市立大学教授(その間大阪市立大学評議員、生活科学部長歴任)。1997年定年退職、大阪市立大学名誉教授。1997年梅花短期大学教授。1998年梅花短期大学学長、現在に至る。1979年日本照明学会関西支部賞受賞。2001年日本生理人類学会賞受賞。工学博士、一級建築士、建築設備士、インテリアプランナー
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