リッキーとアンリ―みなしごチンパンジーと犬の友情物語

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 30cm
  • 商品コード 9784776401322
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

銃声が響き、やさしいお母さんと突然の別れ…。そして、毛むくじゃらの犬アンリとの出会い…。

著者等紹介

グドール,ジェーン[グドール,ジェーン][Goodall,Jane]
1934年、ロンドン生まれ。23歳でアフリカに渡り、1960年よりタンザニアで野生チンパンジーの研究にたずさわる。1977年、野生動物の研究・教育・保護のためのジェーン・グドール・インスティテュート(JGI)をアメリカに設立(現在はカナダ、日本など世界16か国)。また1991年には、若者や子どもたちを対象とした「ルーツ・アンド・シューツ」を創設、80か国以上で地域活動や動物・環境保護に取り組んでいる。2002年より国連平和大使。ゴールデンアーク勲章、ハバード章、ベンジャミン・フランクリン章、アルベルト・シュバイツァー賞、京都賞、ガンジー・キング賞など、数多くの賞を受賞

マークス,アラン[マークス,アラン][Marks,Alan]
バス美術アカデミー(イギリス)でグラフィック・デザインを学び、メドウェイ美術大学のベスト・アーティスト賞を受賞。新聞、雑誌等で活躍したのち、絵本画家になる

赤尾秀子[アカオヒデコ]
津田塾大学卒。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒラP@ehon.gohon

9
【再読】大人のための絵本2023/10/18

遠い日

8
人間の勝手な思惑が、1匹のチンパンジーをみなしごにした。これは実話。それだけに胸が痛み、人として身が縮む思いで読んだ。母を殺され自身も怪我を負ったチンパンジーの子、リッキー。運良く保護されることにはなったものの、リッキーの孤独と悲しみは深い。世話された家庭で仲よくしてくれたイヌのアンリとの間に友情めいたものは芽生えたけれど、やっぱり専門の保護施設で過ごすことになる。野生に戻れることがいちばんいいのだが、なかなかすんなりとはいかない。グドール博士の願いがこめられた物語だ。2014/09/09

くすみ

2
タイトルの友情物語などというハートフルな話ではなく、チンパンジーの密猟問題の話。法律違反と知らずに売る者、保護施設に行けても自然に返すのは容易ではないこと。チンパンジー視点で分かりやすく書かれており一文一文が重い。ルビつけて低学年から読めるように来てくれても良かったかと。【4歳9ヶ月/】2019/09/17

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