内容説明
中ソによる金日成の擁立から朝鮮戦争、そして現代にいたるまで、北朝鮮と朝鮮半島問題の歴史を五つのキーワードで読み解き、その未来を探る画期的評論！
目次
序章にかえて 北朝鮮の将来を占う五つのキーワード
第１章 再検証されるべき「金日成神話」
第２章 朝鮮戦争中にあった金日成の危機
第３章 金王朝三代を存続させた要因
第４章 継続する脅威と期待できない体制変革
終章にかえて 核武装した北朝鮮の行方
著者等紹介
藤井非三四［フジイヒサシ］
軍事史研究家。１９５０年、神奈川県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。国士舘大学大学院政治学研究科修士課程修了（朝鮮現代史専攻）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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高木正雄
2
金日成の正体を知っていた金英柱、金鉄万、金正日の本当の生い立ちを知っていただろう黄順姫。みんな死んでしまった。生の証言となればロシアと中国でパルチザンの生き残りを探すしかないだろうが、「金日成」は偽物というのは本当のところなんだろう。90年代からの核危機も満州時代からの補給闘争と聞けば納得である。それでいていまだに韓国では従北派がロウソクを掲げて、保守退陣を叫んでいるのだから驚きである。今は福島処理水がトレンドのようだが冠のひも理論というのは本当のようだ。2023/09/18
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