内容説明
王国一の語り部ラシード・カーリファとその息子ハルーン。ある日突然、物語る力を失った父のために、ハルーンはお話の力を司る「オハナシー」の月へ、水の精モシモとともに旅立つ。一方オハナシーでは、シタキリ団の教祖イッカンノオワリが闇の世界を支配し、「お話の海」を死滅させようと企んでいた…。「言葉の力」こそが世界を救う。『真夜中の子供たち』の著者が、自らの思いを込めて綴ったファンタジー。
著者等紹介
青山南[アオヤマミナミ]
1949年、福島県に生まれる。翻訳家、エッセイスト
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