シリーズ災害と社会
災害情報論入門

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 281p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784335501067
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C3336

内容説明

警報・避難勧告・防災対策の実施状況・リスク情報など、種々の情報がどのように利用され、あるいは利用されずに終わったのか。実践の場で試される、情報論の現在。

目次

第1章 災害情報論の機能と領域
第2章 災害情報の変遷と現状
第3章 災害情報の伝達と受容
第4章 災害関連組織・集団と情報
第5章 災害報道論
第6章 災害情報の逆機能
第7章 災害情報の課題

著者等紹介

田中淳[タナカアツシ]
東京大学大学院情報学環附属総合防災情報研究センター教授。東京大学文学部社会心理学科卒業。同大学大学院社会学研究科社会心理学専攻修士。未来工学研究所研究員、群馬大学教養部、文教大学情報学部、東洋大学社会学部社会心理学科を経て、現職。災害心理学、集合行動論を専攻・担当。京都大学防災研究所巨大災害研究センター客員教授、中央防災会議専門委員、文部科学省科学技術・学術審議会専門委員、同地震調査研究推進本部専門委員、国土審議会専門委員などを務める

吉井博明[ヨシイヒロアキ]
東京経済大学コミュニケーション学部教授。東京工業大学理工学部物理学科卒業。同大学院理工学研究科博士課程単位取得退学(理学修士)。(財)未来工学研究所研究員、同主任研究員、文教大学情報学部助教授、同教授を経て、現職。専攻は情報社会論、災害情報論。情報生活論、メディアエコロジー(ともに東京経済大学)などを担当。中央防災会議専門委員、原子力安全委員会専門委員、地震調査研究推進本部政策委員会委員長代理、消防審議会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tolucky1962

13
災害と社会シリーズ7。大災害を超えて注目の分野。情報・コミュニケーションの観点から広く扱う。学術的にまだ捉えずらいが1章1、2節で領域を定義。災害史やパニックも述べる。2章で気象、河川、地震など分野ごとの事例。その他通信インフラや報道なども。各節それぞれの分野の専門家が執筆。災害情報について学び始めるための教科書として良書。2016/03/31

こばこ

0
タイトルどおり、「災害情報」に関する教科書的な書籍。その取り扱う範囲は広く、網羅的。 「これから災害情報を取り扱うことをやりたい」という方にはかなりいい取っ掛かりになるのでは、と感じた。事実、初学者である自分にとっては非常に参考になる知見が多くあった。これを生かし、さらなる探求・研究を行いたい。2012/12/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1156564
  • ご注意事項

最近チェックした商品