内容説明
手続利用の主役である当事者が、弁護士や裁判所の多様で高質なサポートを受けながら、自らの手で救済を創案し、それを実現していくことのできる手続フォーラムの構築をめざす。
目次
前世紀的「権利保護」から21世紀的「救済保障」への展開を希求して
第1編 訴訟的救済過程の展開
第2編 民事救済過程における弁護士と裁判所の役割
第3編 確認訴訟過程の救済展望
第4編 将来的救済過程の展望
第5編 保全的救済と執行的救済過程の展開
民事救済の新たな世紀を希求して
著者等紹介
川嶋四郎[カワシマシロウ]
現在、九州大学大学院法学研究院・法務学府(法科大学院)教授。九州大学大学院法務学府(法科大学院)副学府長(副院長)。略歴―1958年5月、滋賀県甲賀郡(現、甲賀市)柏木に生まれる。滋賀県立膳所高等学校を経て、早稲田大学法学部卒業。一橋大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学後、一橋大学法学部助手、小樽商科大学商学部助教授、熊本大学法学部助教授、九州大学大学院法学研究科教授を経て、現在に至る。専攻は民事訴訟法、民事手続法、民事救済法、倒産処理法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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