経済予測脳で人生が変わる！ - 仕事も投資も成功できる「起こりえる未来」の読み方

著者名：中原圭介

ダイヤモンド社（2010/04発売）

• ISBN：9784478012055
• NDC分類：331.19

内容説明

最も早い段階からアメリカの住宅バブル崩壊の正確な時期を予測し、その後の世界経済の混乱を予見した「最も予測が当たる」№１エコノミストの思考とアプローチ方法をあますところなく公開する。その卓越した経済予測の背景にある、歴史学、心理学、哲学などを通した独自のアプローチ方法の身につけ方をわかりやすく解説。

目次

第１章　経済学だけでは経済予測はできない
第２章　わたしが「経済予測脳」を身につけるまで
第３章　歴史学編　歴史から学んで未来を予測する
第４章　心理学編　人間の欲望を理解して正しい判断を下す
第５章　哲学編　哲学を使って物事の本質を見抜く
第６章　新聞を「経済予測」に活用する技術
第７章　世界経済を変えるふたつの潮流を予測する
第８章　エピローグ―これからの厳しい時代を、軽快に生きていくために

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[犬こ]

経済は常に動くものであり、人の行動も予測ができない不条理なものが多く、それらを金融工学、ファイナンス理論の数式や論理では経済の予測は出来ない。経済学だけに偏らず、歴史学、心理学、哲学、その他の学問から、より幅広い視点で物事をとらえること。共感することが多かったです。

2016/12/03

[T坊主]

久しぶりに氏の本を読んだ。今回の石油暴落も予測していたとか、今後ウオッチしていく人物に入れたい。１）経済予測には歴史学、心理学、哲学等もが必要。２）本質は何か、それがどのようにに影響してくるかを考えることが大切。３）時代が変われば通用する常識も変わる。４）歴史学とは過去を学んで、今を考え、未来を予測する為の実学。５）世の中の本質をとらえるには、一つの出来事を検証するだけでなく、総体としての”構造”を見極める事が大切。６）孤立的な哲学的思考をするには構造主義とポスト構造主義とポストモダニズムを学ぶと良い。

2015/02/25

[K Oky]

「経済的な予測をするためには経済学だけでは足りない。」 歴史学、心理学、哲学など様々な学問を雑食し俯瞰的に物事を見ることができるようになると、これから起こるであろう未来が見通せる。 他には新聞の読み方、あらゆる人への「経済予測脳」必要性、最終章にはこれからの世界経済の動向を予測している。 そろそろ新聞読んでみようかなと思った。

2015/02/11

[Humbaba]

経済の先行きを完全に予期することはできない．しかし，だからといって勉強しなくて良いということにはならない．次に何が起こるのかを予期出来れば，問題が生じたとしてもその被害を最小限に抑えることができる．

2010/11/17

[テッサン]

先を見通す力をつけるには心理 哲学 歴史を勉強しよっと バタフライエフェクトなど参考に新聞から何か読みとれるかな

2010/09/20