内容説明
「妻」でもなく、「母」でもない自分はどこ?夫と子供から解放された、孤独で自由な日々。海辺の一人暮らしで見つけたほんとうの私。
目次
引き潮―9月
アザラシの呼び声―10月初旬
アザラシの感覚―同じ日
離岸流―11月
ウォーター・セラピー―11月末
真実の波―12月末
静かな海、静かな夜―クリスマス
水に飛びこむ―大晦日
霧のなか―2月
アザラシの女―3月
潮の満ち引き―4月
干潮―5月
水のなかの時間 メモリアル・デー(戦没将兵追悼記念日 5月の最終月曜日)
安全な港―6月の終わり
荒波をこえて―8月
寄港地―9月
著者等紹介
アンダーソン,ジョーン[アンダーソン,ジョーン][Anderson,Joan]
ジャーナリスト、作家。心の休息を求める女性たちのためのプログラム、『海辺の週末』を主催。ケープ・コッド在住
小沢瑞穂[オザワミズホ]
東京生まれ。立教大学英米文学科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yama
2
いくつかのくだりで、思わず泣きそうになった。年齢に関係なく、結婚に行き詰まったときに読むにはとってもいい。いろいろあるかもしれないけれど、結婚という形にまで結びついたパートナーとの縁や絆について、自然な形で思い出させてくれる、すばらしい冒険の物語。2017/01/30
フルクラ
1
読んだ後に柔らかい色彩を置きたくなるような、とても気持ちの良い本でした。過ごしている時間の豊かさがいいな。ケープコッドに行ってみたくなった。買って手元に置いて、時々読み返したいなと思います。2013/08/23
かず吉。
1
この本を読みつつ、かなりいろいろ考えた。自分の人生とか生き方について。図書館でかりたんだけど、買おうと思います。2009/10/13
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- 和書
- 材料工学の基礎