光文社文庫<br> クロスカウンター―金融探偵・七森恵子の事件簿

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光文社文庫
クロスカウンター―金融探偵・七森恵子の事件簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334747442
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

元大手外資系証券会社アナリストの七森恵子は、ある事件をきっかけにフリーの金融探偵に転身した。新テクノロジー、中国の出版ビジネスなど数々の潜入調査のなかで、次第にひとりの天才詐欺師の存在に気づく恵子。相棒の如月浩二郎とタッグを組み、強大な詐欺に挑む。『T.R.Y.』など時代を映した小説で読者を虜にする作者の新たなる「コンゲーム・ミステリー」。

著者等紹介

井上尚登[イノウエナオト]
1959年、神奈川県生まれ。東海大工学部卒。会社員を経て放送作家となる。’99年、『T.R.Y』で第19回横溝正史正賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nz

25
軽快なお仕事小説。企業に潜入して金融調査する女の物語。サクサク読めますが幸田真音とか高杉良とかに比べたら軽快な分だけ軽いかな〜。サラッと読めるし面白かったですが。池井戸さんの金融探偵よりは「らしく」て面白かったです笑2013/10/24

青葉麒麟

9
お金勘定が苦手な私には取っ付きにくい内容かな?って警戒していたけれど、良い意味で軽くて読めた。企業や個人に対する怪文書を収集している日本回流文書図書館は中々ユニークな設定だと思う。金融ってややこしい(^_^;)2013/07/18

さんつきくん

8
面白かった!ラストの伏線回収が見事である。だから井上尚登作品は止められない!主人公・七森恵子が時に危ない目にあいながら、詐欺に立ち向かう連結短編集。元大手証券会社のアナリストだった七森。ある投資家に雇われ、投資対象の企業の調査を依頼される。七森は派遣社員や掃除のおばちゃんに成り済ましながら、その投資対象の企業に潜入する。が、それが胡散臭い匂いしかしないのだある。その分、解決したときの描写はスカッとするのだが。相棒である如月の活躍も見逃せない。彼はサッカーが好きである。その辺はさすがの井上尚登作品である。2021/03/21

ちゃんちゃん

7
元証券アナリストの七森恵子が、依頼を受けて企業投資の価値を左右する企業リポートを作成するストーリー。短編集ですが、物語は少しずつ動いていきます。予想以上におちは大掛かりでしたね。読みやすいけど、パンチに欠けるかな~2013/06/23

α0350α

6
もう少し専門的な知識を使って事件を解決するのを期待してました。vs詐欺師の頭脳戦は面白かったです。サッカーの彼の気持ちは良くわかります。2011/04/20

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