内容説明
日露の新関係づくりへ―。平和条約交渉の当事者が明かす、未発表の書きおろし証言記録。
目次
1 ペレストロイカ以前の対日政策―歴史の記憶とイデオロギー
2 ゴルバチョフ訪日への長い道―アジア外交における新思考
3 平和条約作業部会での論点―歴史・国際法・地理
4 世界と領土問題―交渉への影響力
5 平和条約に関するソ連の態度―2つのオプションの間で
6 外交における相互信頼―ヒューマン・ファクター
7 東京での首脳会談と共同声明―両首脳の応酬と舞台裏
8 矛盾の島々に生きる―4島の現状と島民たち
9 ソ連外交からの継承と転換―新生ロシアの可能性
10 ロシアの新しい対日政策―エリツィン訪日後の課題