内容説明
アートバブルという言葉がにわかに注目を集めている。ここ数年、現代美術を扱うアートマーケットが空前の高騰を続けており、投資資産としても関心の的となっている。雑誌メディアでは頻繁にアート特集が組まれ、テレビや新聞紙面でもアートマーケットの話題を目にするようになった。いま、現代アートの世界でいったい何が起きているのであろうか。著者はこの本を通して、多くの人に現代美術の状況や、選び方、そしてなにより楽しみ方を伝える。
目次
第1章 現代アートの潮流(アートは社会と連動する;九〇年代のアート;「統合的な理念」から「断片化した現実」へ ほか)
第2章 アートマーケットの現状(アートマーケットという劇場;「アート」と「マーケット」の蜜月;世界のトレンドがわかるアートフェア ほか)
第3章 自分と世界を知るヒント(現代美術は難解?;現代美術を楽しむために知識はいらない;日本人と美術 ほか)
著者等紹介
吉井仁実[ヨシイヒロミ]
1967年東京都生まれ。印象派、近代美術を扱う銀座吉井画廊勤務を経て、’99年HIROMI YOSHII EDITIONを設立。杉本博司、横尾忠則等の版画制作を企画・出版する。2001年ギャラリービル・六本木コンプレックスを立ち上げ、現代美術ギャラリーhiromiyoshiiを同ビルに開廊。’05年六本木の現代美術ギャラリーT&G ARTSのディレクターに就任、同年11月にhiromiyoshiiを清澄白河に移転。主に9.11以降の国内外の注目アーティストを取り扱い、海外にも日本人アーティストを積極的に紹介(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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