出版社内容情報
ダットサン民法と有機的に関連づけた姉妹書。「通説の到達した最高水準」と本書の「確立した判例」の併読により民法の完全理解が可能。
旧一粒社版の伝統を引き継ぎつつも、それとは別個の新しい構想のもとに企画編集。民法学習に必須の424件の重要判例を厳選したハンディーな小冊子。事実をモデル化して、どういうタイプの事実に対応した判例であるかを明らかにし、判旨も必要部分に限定、争点に必要な範囲で掲げた。ダットサンの参照箇所を明示し、学習の便宜を図った。ダットサン愛読者必読の書。
関連書:『民法1 総則・物権法』『民法2 債権法』『民法3 親族法・相続法』(小社刊)
第一編 総則
序章
第一章 人
第二章 法人
第三章 物
第四章 法律行為
第五章 期間
第六章 時効
第二編 物権
第一章 総則
第二章 物権変動
第三章 占有権
第四章 所有権
第五章 用益物権
第六章 担保物権
第三編 債権
第一章 総則
第二章 契約
第三章 事務管理
第四章 不当利得
第五章 不法行為
第四編 親族
第一章 婚姻
第二章 親子
第三章 親権
第四章 後見
第五章 扶養
第五編 相続
第一章 相続回復請求権
第二章 相続人
第三章 相続の効力
第四章 相続の承認・放棄
第五章 相続人の不存在
第六章 遺言
第七章 遺留分
内容説明
民法学習に必須の重要判例につき、事実と判旨でコンパクトに解説。姉妹書・ダットサン民法の参照箇所を明示し、学習の便宜を図る。事実をモデル化し、どういうタイプの事実に対応した判例であるかを明らかにし、判旨も争点に必要な範囲で掲げる。
目次
第1編 総則(人;法人 ほか)
第2編 物権(総則;物権変動 ほか)
第3編 債権(総則;契約 ほか)
第4編 親族(婚姻;親子 ほか)
第5編 相続(相続回復請求権;相続人 ほか)
著者等紹介
遠藤浩[エンドウヒロシ]
大正10年米沢市に生まれる。昭和25年東京大学卒業、学習院大学教授を経て、現在学習院大学名誉教授、弁護士
川井健[カワイタケシ]
昭和2年広島市に生まれる。昭和28年東京大学卒業、北海道大学助教授・教授、一橋大学教授・学長を経て、現在一橋大学名誉教授
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