内容説明
食生活問題・課題を生涯にわたって自ら対処していくことのできる生活者づくり=自己学習力ないし自己コントロール力の育成をめざす栄養教育の在り方、進め方について言及する一冊。行動変容論や広くアメリカで活用されているプレシード・プロシードモデル、診断、計画、実施、評価のための情報収集、教育にあたって必要なメディアの活用、栄養カウンセリング、さらに我が国の栄養政策について述べる。また、栄養教育の実践に関しては、栄養指導案や授業書などの具体的な実践案を用いて、保育園、幼稚園、学校(養護学校を含む)、企業、保健センター、病院など、さまざまな場での先進的な取り組みを紹介する。
目次
第1章 栄養教育の理論と方法(栄養教育とは;栄養教育にかかわるわが国の動向 ほか)
第2章 栄養教育のための計画・評価(ニーズ・実態把握;栄養教育のための教育計画の立て方)
第3章 視聴覚教育(視聴覚教育の活用)
第4章 栄養教育の実践(学校での栄養教育;地域での栄養教育 ほか)
第5章 栄養教育の課題
著者等紹介
大津一義[オオツカズヨシ]
順天堂大学スポーツ健康科学部教授
柳田美子[ヤナギダヨシコ]
順天堂大学スポーツ健康科学部講師
佐藤加代子[サトウカヨコ]
国立公衆衛生院母子保健学部青少年保健室長
笠原賀子[カサハラヨシコ]
県立新潟女子短期大学生活科学科助教授
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