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光文社知恵の森文庫
松本清張あらかると

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  • サイズ 文庫判/ページ数 466p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334785079
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

内容説明

アリバイ崩し、動機の追求、伏線の張り方、タイトルのつけ方…。熱烈なファンを自任する著者が、実作者としての視点から、創作の裏側とともに、数多くの名作を残した巨匠の「謎」を解き明かしていく。

目次

アリバイ崩し―『点と線』『火と汐』
講談風の手法―『眼の壁』
動機の追求―『ゼロの焦点』
短篇と長篇―『火の縄』『小説日本芸譚』
伏線の張りかた―『歪んだ複写』
清張のように推理すれば―『霧の旗』
冒頭とエンディング―『球形の荒野』
和布刈神社で―『時間の習俗』『馬を売る女』
美女優遇制度―『ガラスの城』
フィクションの選択―『屈折回路』〔ほか〕

著者等紹介

阿刀田高[アトウダタカシ]
1935年東京生まれ。早稲田大学仏文科卒。’78年、『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。’79年、『来訪者』で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞を受賞。’95年、『新トロイア物語』で吉川英治文学賞を受賞。2003年、紫綬褒章受章。’07年に日本ペンクラブの会長に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

50
松本清張小説セレクション全36巻の巻末解説を集めて一書にしたものらしい。全体を通して面白いのだけど原本を未読のものが多いので、小説の内容とはあまり関係のない29・30の藤井康栄(文春の清張担当編集者)・宮田毬栄(中央公論社の清張担当編集者)姉妹との鼎談が特に面白く楽しめた。2015/06/28

トマズン

3
作品紹介ではなく 松本清張の作品一つ一つをネタばれしない程度に 感想を述べるスタイル。 未読の作品であっても阿刀田高の自説には頷けるものがある。2015/12/10

午睡

2
阿刀田高さんの「松本清張あらかると」読了。 一度ご自宅にうかがってお話を聞いたことがあるが、もともと理科志望の人だったらしく平易で明晰な文章。ご本人の語り口そのままの印象だ。欲をいえば陰影がほしいほど。それはないものねだりだが、松本清張をじつによく読んでおられ、だいたいうなづける解説。しかも、その解説にうながされ、ますます清張を読みたくなってしまうから困る。 著名な編集者の藤井康栄と宮田毬栄が姉妹とは知らなんだ。2018/12/02

みにもに。

2
本の紹介なので解説が途中ってことなので読みたい本が多くなってしまった。2009/06/28

セイチョウ

2
図書館で読了。その日は会社サボってました。

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