出版社内容情報
若手公務員に向けて、文書起案の基本がやさしくマスターできる本!
文書事務の流れから、具体的な文書の書き方まで、職場ではきちんと教わる機会のないルールを丁寧に順を追って解説。
今日からすぐ使える文例も多数収録!
「起案くらい、コピペすればなんとかなるよ」
……そういいつつ、作成した文書に修正の赤字がびっしり、途中まで進んだ決裁がふりだしに戻る、なんていうことはないでしょうか?
「前任者の文書の見よう見まねで乗り切っているが、本当はあやふや」
「使ってはいけない文字や用語など、細かいルールが多すぎて、ミスが絶えない」
……そんな状態になっていないでしょうか?
文書の起案は、自治体職員にとって、採用後いの一番に携わるもので、どの部署にいても避けて通ることはできません。
本書では、そんな文書起案について、若手職員が知っておきたい基本のポイントから、中堅職員でも意外とわかっていない、「なぜ、この記載が必要なのか?」といった目的意識までを、豊富な例文とともにわかりやすく解説。実務直結の知識が身につきます。
●こんな方におすすめ
・自治体職員になったばかりで、初めて起案を担当する人
・文書事務や公文書の基本的な決まり事にまだ自信がない人
・分厚く無味乾燥なマニュアルを読むのは少し苦手だなという人
内容説明
文書実務で迷ったら何を確認すればいい?漢字変換で出てくるのに使えない文字がある!?稟議を滞りなく進めるために知っておきたいこと。文書起案は公務員の必須スキル!
目次
第1章 一生役立つ文書作成力を身に付ける!文書のきほん(自治体の仕事は文書で回っている!;文書作成で大事なのは「正確さ」と「読みやすさ」 ほか)
第2章 流れを覚えてスイスイ進める!文書処理の手順(様々な決裁の種類と仕組み;意思決定の方法にはいろいろある! ほか)
第3章 これだけは覚えたい!文書の書き方のルール(用字・用語の原則を覚えよう!;使える漢字は決まっている ほか)
第4章 誰にとっても分かりやすい!伝わる文書を作るコツ(論理的な構成を意識しよう;文章は短く区切るか箇条書に ほか)
第5章 文例で分かる!代表的な文書の書き方(伺い文の場合;往復文書の場合 ほか)
著者等紹介
澤俊晴[サワトシハル]
広島修道大学国際コミュニティ学部教授。1972年広島市生まれ。1996年広島県入庁。総務局総務課で条例案・規則案などの審査を担当。広島・島根地域の自治体職員による自主勉強会である「ひろしまね自治体法務研究会」代表を務める。2018年に広島県を退職後、山陽学園大学地域マネジメント学部准教授。2022年4月から現職。大学での研究・教育活動の傍ら、全国の自治体からの依頼により、職員向けの研修の講師も務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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いちこ
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29世紀