出版社内容情報
メキシコ湾からニューヨークまで、海岸部に住む人々の危機的状況から気候変動の真実を描く。2019年ピュリッツァー賞最終候補。
内容説明
ニューヨークが、フロリダが、ルイジアナが沈没する!温暖化と海面上昇がもたらした崩壊の風景。常識を覆す「人新世」の恐るべき現実。ピューリッツァー賞一般ノンフィクション部門最終候補(2018年)。全米アウトドア・ブック賞受賞(2018年)
目次
パスワード―ロードアイランド州、ジェイコブズ・ポイント
第1章 枯れ木(柿―ルイジアナ州、ジャン・チャールズ島;感謝について ローラ・シューワル―メイン州、スモールポイント;世界の終わりの沼―メイン州、フィップスバーグ;パルス―南フロリダ;報いについて ダン・キプニス―フロリダ州、マイアミビーチ)
第2章 リゾーム(嵐について ニコール・モンタルト―スタテンアイランド、オークウッドビーチ;占い棒―スタテンアイランド、オークウッドビーチ;弱さについて マリリン・ウィギンス―フロリダ州、ペンサコーラ;リスク―フロリダ州、ペンサコーラ;機会について クリス・ブルネット―ルイジアナ州、ジャン・チャールズ島;さよなら、湾に映る雲―ルイジアナ州、ジャン・チャールズ島)
第3章 海面上昇(点と点をつなぐ―オレゴン州、H・J・アンドリューズ実験林;回復について リチャード・サントス―カリフォルニア州、アルビソ;振り返る、そして前を向く―カリフォルニア州、サンフランシスコ湾)
著者等紹介
ラッシュ,エリザベス[ラッシュ,エリザベス] [Rush,Elizabeth]
ノンフィクション作家・写真家。リード大学で英文学士号、サザンニューハンプシャー大学で美術学修士号を取得。2021年現在、ブラウン大学英文学部客員講師。ニューヨーク・タイムズ、ハーパーズ、アルジャジーラなどに寄稿。『海がやってくる(原題:Rising)』はピューリッツァー賞一般ノンフィクション部門の最終候補作品となるほか、シカゴ・トリビューン、ガーディアン、パブリッシャーズ・ウィークリーなどで2018年の年間ベストに選出される
佐々木夏子[ササキナツコ]
翻訳業。立教大学大学院文学研究科博士前期課程修了。2007年よりフランス在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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