全アジア航路を行く

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309019512
  • NDC分類 290.9
  • Cコード C0095

出版社内容情報

かつて、旅の主役は船だった。韓国、中国、台湾、北朝鮮、フィリピン、カンボジア、マレーシア……残された旅客船であらゆるアジア海道をゆく、気鋭の紀行作家によるルポルタージュ。

内容説明

韓国、中国、台湾、北朝鮮、フィリピン、カンボジア、マレーシア…海に囲まれた日本から航路でアジアを目指す、気鋭の紀行作家によるルポルタージュ。

目次

日韓航路―最隣国とを結ぶ激戦ルートの今むかし
日中航路―大型フェリーで東シナ海を渡る
日台航路―国交の無い国への豪華なクルーズ
中韓航路―“島国”韓国から大陸への連絡船
金剛山クルーズ―南北朝鮮の交流を切り拓いた嚆矢
ボルネオ~ミンダナオ航路―海賊が跋扈する南シナ海を縦断
フィリピン島嶼航路―七千以上の島々を結ぶ生活連絡船
ボルネオ島のジャングル航路―密林の小回り船舶体験記
カンボジア湖上紀行―知られざるアンコール・ワットへの水路
香港の小航路―国際都市を支える庶民の足
日露航路―日本から一番近いヨーロッパへ
樺太航路―北辺の旧・連絡船に揺られて

著者等紹介

小牟田哲彦[コムタテツヒコ]
昭和50年、東京生れ。早稲田大学法学部卒業。新聞・雑誌に紀行作品及びアジア情勢関係の連載・寄稿多数。日本文藝家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Mikarin

4
読んで字のごとく海外と言うように、かっては日本国外へ行くには船に乗るしかなかった。それがいつしか飛行機の時代となり、今やかなりマイナーな分野と化した定期海外航路の旅行記。氏の著書の特徴で写真が少ないのがやや残念だ。が、21世紀の今日でも飛行機と異なり、船による文字どうり海外渡航の困難さ、ややこしさを感じさせる1冊。2015/07/04

nori

4
This book is encouraging my globe‐trotting enthusiasm again. If I have opportunity, I may try Mindanao and Borneo cruise. If I did not have money for destination, how to get it? Must I find out unofficial money changers in down town in the origin port?2014/01/27

ジュースの素

3
ほとんど飛行機全盛時代、船の事はあまり皆が関心を示さない。 日本近海のアジアにはこんなにも船舶の航路が存在する。 文章も確かで安心して読める。  そうだったのか!と今更ながら知る事も多く 政治や様々な駆け引きの経緯まで綿密な調べがなされている。2014/10/01

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