宝島社新書<br> 室町アンダーワールド

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宝島社新書
室町アンダーワールド

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784299063106
  • NDC分類 210.46
  • Cコード C0221

出版社内容情報

話題の映画『室町無頼』が2025年1月公開!
原作者 垣根涼介と『応仁の乱』著者の呉座勇一、『足軽の誕生 室町時代の光と影』著者の早島大祐との対談を中心に信長以前の「日本史ノワールの時代」とは一体どんな時代だったのかを読み解く一冊となります。

内容説明

近年、信長登場以前の室町時代に注目が集まるようになった。15世紀後半の「応仁の乱」の頃はまさに弱肉強食、超二極化の時代ともいえる。人々は疫病の流行や飢饉に苦しみ、都市部に貧民が流入。戦乱と一揆が頻発し、乱暴狼藉を働く足軽が台頭する混沌とした時代。混迷の現代と室町時代を重ねて浮かび上がってくるものとは?本書は、ベストセラー小説『室町無頼』の著者・垣根涼介を中心に、気鋭の歴史学者たちが「日本史ノワールの時代」を語り、論じた一冊である。

目次

序章 ダイジェスト応仁の乱
書評 『室町無頼』応仁の乱を準備したアウトローたちの危険な躍動
第1章 応仁の乱から現代を照射する
第2章 日本人は室町時代をどのように描いてきたのか
第3章 歴史研究と歴史小説の接点とは
第4章 室町時代の終焉と織田信長の登場
第5章 室町時代の東西対立構造と応仁の乱

著者等紹介

垣根涼介[カキネリョウスケ]
作家。1966年生まれ。筑波大学卒業。サラリーマン経験を経て作家に。『御前三時のルースター』でサントリーミステリー大賞・読者賞をダブル受賞。『ワイルド・ソウル』で大藪春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞し、史上初の三冠受賞。『君たちに明日はない』で山本周五郎賞を受賞。『極楽征夷大将軍』で直木賞を受賞

呉座勇一[ゴザユウイチ]
国際日本文化研究センター助教(専任教員)。信州大学特任助教。1980年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)(東京大学)。『戦争の日本中世史―「下剋上」は本当にあったのか―』で角川財団学芸賞を受賞

早島大祐[ハヤシマダイスケ]
関西学院大学教授。1971年生まれ。京都大学大学院博士後期課程指導認定退学。京都女子大学教授を経て現職。文学博士(京都大学)

家永遵嗣[イエナガジュンジ]
学習院大学教授。1957年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。成城大学短期大学部助教授などを経て現職。博士(文学)(東京大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ta_chanko

32
応仁の乱前後の先行きの見えない混沌とした時代は、平成・令和の現代社会に通ずるところがあるらしい。それが新書『応仁の乱』や小説『室町無頼」の不可思議な売れ行きにつながっている模様。都への一極集中・格差の拡大・迷走する政治...。こうあるべき、こう生きるべきという「べき論」が通用しない時代。世相は政治や上流中流の人々の動向で決まる側面もあるが、実は下層下流の人々がつくる要素も大きい。2025/04/21

フク

15
まんまと室町無頼が気になってしまった。 〈土一揆に参加している人たちと足軽になっている人たちは、実は根っこでつながっているのではないかと、最近では考えられています〉 図書館2025/03/17

T. Mu

14
応仁の乱以前の室町時代、先が見通せない混沌とした感じが、現代社会に通じる部分が多そうです。本文の中に何度も「べき論」が通じない時代と出てきましたが、本当にそうだと思います。対談がとても面白かった❗️4.52025/03/17

トト

8
応仁の乱を中心に、室町時代から戦国時代までの面白さをアピールする本。ページの大部分を占める作家と専門家との対談は非常に面白い。ただ、室町から応仁の乱へと続く歴史的な流れは、あんまり頭に入ってこない。登場人物が多く細かいイベントが多い割に面白エピソード、面白キャラが少ないせいか。京都人口流入、格差社会、権力の分散、文化の爆発など混沌とした背景が令和の日本と類似してるとのこと。なるほど、このままいくと東京が焼け野原になる可能性もあるのか・・・。室町時代に多少興味が出る本です。2025/03/14

鬼山とんぼ

7
全巻読破中の垣根さんと私が嫌悪する文献べったり系の呉座氏というまさかの対談が過去にあり、対談の契機となった『室町無頼』が映画化されるのを機に、それで一冊作ろうとなった流れが透けて見える。しかし終章の家永先生があまりにマニアック過ぎて全然ついて行けず、不完全燃焼に終わった。ただし垣根ファンとしては、『君たちに明日はない』シリーズとも通底する、未来の見えないカオスの中でもがく低層市民の目線で描く姿勢がはっきり見えて、この点で納得感はあった。とはいえ応仁の乱は複雑怪奇すぎて、果たして小説としてまとまるのかな。2025/06/07

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