出版社内容情報
スマホ=私の心臓。“いいね!”のために生きていた。西に映えるパンケーキ屋あれば走り、東に映えるタピオカ屋あれば駆けつける。自撮り棒の下ピース、加工アプリで目玉は宇宙人ばりに、肌は透き通るほど白く。スマホを見ていないと暇に殺されそう! SNS中毒の20代女子が葛藤しながらもスマホ卒業に成功した笑いと共感のエッセイ。メディアで引っ張りだこの著者の話題作が文庫化。
内容説明
ちょっと遅めのスマホデビューからたちまちその虜に。ゲームに動画に漫画に音楽、中でも快感なのがSNS!西に映えるパンケーキ屋あれば走り、東に映えるタピオカ屋あれば駆けつける。加工アプリで目玉は宇宙人、肌は透き通るほど真っ白に。“いいね!”のために生きていたSNS命の20代女子は、スマホを手放すことができるのか!?笑いと涙と共感のスマホ中毒からの脱出劇。待ち受けを○○にしたり、スマホを見たら××な罰を与えたり…単行本未収録の忍足流デジタルデトックスも満載。メディアに引っぱりだこの話題作が文庫化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うなぎ
9
Kindle Unlimited。著者さんと歳が近いのか、ガラケーからスマホに変わった当時の空気を思い出して懐かしかった。スマホ依存対策に大嫌いなものを待ち受けにするって私にゃ無理だ。自分だったらカタツムリかマナティーかマンボウかぬーべーのトイレの花子さんだなぁ。2023/09/21
Ayakankoku
8
便利さと依存性と。バランスが何よりも大切だなと実感。あっさり読めた。2023/01/17
きょん
6
「映え」を求めて流行りの店へ足を運び、自分の顔は加工しまくり、いいねの数は自己評価の根拠。ネットニュースや動画やゲームでひまつぶし。気づけばスマホの奴隷。著者はそこから脱却するためにガラケーに機種変し、自らに様々なルールを課す。便利で有益なことはわかっているが、スマホに「なんとなく」奪われている時間の膨大さに、そろそろみんな気づいているのでは?その時間をなにかに集中すれば、きっと素晴らしい結果が生まれる気がする。資格でも、趣味でも。あと、本当に忙しいと疲れてスマホなんか見てられないですけどね(最近の自分)2022/11/03
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