内容説明
システムエンジニアは会社を変え、社会を変え、国を変える力を秘める。新しいプロセスやシステムを作り動かす喜びを共に味わおう。
目次
第1章 プロデュース思考で臨もう(チームで考えると知恵がわく;会社に勢いを付ける情報化投資を ほか)
第2章 新しいことにチャレンジしよう(クラウドの魅力を考える;「要求開発」をやってみた ほか)
第3章 縦割り組織を壊そう(縦割り組織の壊し方;私たちは誰と競争しているのか ほか)
第4章 国を変えよう、社会を変えよう(地球規模で「シェア」しよう;今こそITで新しい日本を創るとき ほか)
第5章 楽しく働き、楽しく生きよう(ワークライフバランスの本質;近頃の若者は意外とできる ほか)
著者等紹介
横塚裕志[ヨコツカヒロシ]
東京海上日動システムズ代表取締役社長。1973年4月東京海上火災保険(現・東京海上日動火災保険)入社以来、ほぼ一貫して情報システム部門に従事する。情報システム部長、執行役員IT企画部長などを経て2006年7月から現職を兼ねる。2007年6月東京海上日動常務取締役。2009年6月同社退任、現職に専念する。1951年3月生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kemuta
7
経営者が書くこのような本(文書)は、単なる自慢話にしか思えなかったり、押しつけがましかったりするように感じていたが、本書は素直にすごいなーと思えたり、楽しそうでいいなーと思えたので、非常に良かった。また、CIOの定義が徐々に増えているという点や、過剰反応に関する点は、自分が考えていることに近く、なんだかうれしかった。少しずつでも、できることからやっていこうと思う。2012/05/14
しょへ
4
SEとして働いているけれど、正直今の仕事は好きではない。この本を読んでもその気持ちは変わらなかったけれど、自分の知らないSEの仕事、知らないSEの人々を見た気がする。この本に登場する人々は、著者を含め皆輝いていた。実際に働いている人は全員がこうではないのだろうけど、SEとその仕事が心から好きな著者の元で働く人は幸せだと思う。そしてその著者だからこそ、優秀でSEの仕事が好きな社員が集まるのだろう。それくらい本から著者の人柄がにじみ出ていた。私も著者のような社長の元で一度働いてみたい。2018/07/25
shiratori74
1
SI企業で働く人間にとって大事な心構えや組織を運営する上でのヒントがたくさん記載されており、大変共感を覚えました。ただ、一つ疑問に思ったのは、運動会のくだりです。「御社は役所以上に役所仕事だ」とお客様から指摘を受けたことを切欠に、横の連携を強くするためインフォーマルな関係を強くすることの重要を説いていましたが、そもそも部門間の連携が弱いのは社員一人一人に顧客志向の考えが根付いていないからではないでしょうか。コストの掛かる力技ではなく、社員教育や連携を推奨する枠組みづくりで解消すべき問題ではないでしょうか。2012/05/28
ura2wa
0
まぁ、普通かな。2014/05/20
近藤雄一朗
0
共感できる部分が少なく、あまり面白くなかった。2012/05/23