家で死のう!―緩和ケア医による「死に方」の教科書

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家で死のう!―緩和ケア医による「死に方」の教科書

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784866809243
  • NDC分類 498
  • Cコード C0095

出版社内容情報

今こそ「死に方」を問い直す。「良く生き」「良く死ぬ」ための教科書、誕生!

緩和ケア医による「死に方」の教科書。
~「病気とは何か?」「医療に何ができるか?」そして死の現場で何が起こるかをお伝えする中で、
ご自身や大切な人の死について考えるきっかけになれば幸いです~
【目次】
・病気は「老化の段階」に名前をつけただけ
・「エビデンスある治療」は正義か?
・「死」は老化のゴールである
・死の現場で起こること
・長生きしても不幸なら意味がない
・医療にできることはごくわずか・・・etc.

内容説明

なぜ病院で死ぬことは苦しいのか?眠るように穏やかに死ぬための本。

目次

第1章 病気は「老化の段階」に名前をつけただけ(人は必ず老化し、老化は治せない;弱い臓器から老化が進行していく ほか)
第2章 死とは「老化のゴール」である(野生動物の死と、現代人の死;人はどのように死んでいくのか? ほか)
第3章 医療にできること、できるはずのないこと(医者と患者で異なる「治る」の定義;医学は統計学である ほか)
第4章 「在宅緩和ケア」という選択(心電図モニターは医師と家族の単なる儀式;心電図モニターなしで看取れるのか? ほか)
エピローグ どうやって死を受け入れるか?(死を受け入れるのは人生最後の難問;最後の最後まで死を認めなかった家族 ほか)

著者等紹介

萬田緑平[マンダリョクヘイ]
1964年生まれ。群馬大学医学部卒業後、群馬大学附属病院第一外科に勤務。手術、抗がん剤治療、胃ろう造設などを行なう中で、医療のあり方に疑問を持つ。2008年から9年にわたり緩和ケア診療所に勤務し、在宅緩和ケア医として2000人の看取りに関わる。現在は、自ら開設した「緩和ケア 萬田診療所」の院長を務めながら、「最期まで精一杯生きる」と題した講演活動を日本全国で年間50回以上行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

*+:。.もも.。:+*

20
以前、「なんとめでたいご臨終」という在宅ケアホスピスをやっている医師の本を読んだことがあって自分の時には是非診てもらいたい!と思っていたが岐阜県じゃ遠くて無理だなと半ば諦めていた。図書館の新刊コーナーにこの本があってこの先生県内にいるわ!と早速クリニックのHPにブックマークを付けた。 本の内容は病気での死に方と医師にできることできないことが8割以上なので読んでいて気分が段々と落ちてくるので読む方は精神状態の良い時にオススメする。もっと在宅緩和ケアについて特化した内容が読みたかった。2022/08/28

びぃごろ

17
著者の結論『終末期の患者さんは病院での延命治療をやめて、自宅に戻ってすごしたほうが人間らしく生きられる』最後は身近な人たちと「ありがとう」の言葉を交わし、お互いが幸せな別れとなる。臓器寿命は人それぞれ、病気は臓器の老化に名前を付けただけ、その老化が早いか遅いかだと意識を変えれば、少し生き方が楽になりそう。人は必ずいつか死ぬのだから。辛い治療で寿命を延ばすのは私は嫌。何が健康にいいのかデータに踊らされず、自分の身体の声を聞くこと。検査の数字を正常に戻すことでなく、本人が苦しくないかつらくないかが大事である。2022/12/02

yamakujira

7
病院で勤務医として時に終末期の患者に延命治療を施して看取り、その後に在宅緩和ケア医としてQOLを重視した治療を経た患者を看取り、それぞれの経験から過度な延命治療がQOLを低下させるどころか終末期の患者を苦しめると確信して、在宅緩和ケアという選択を推奨する。感染症は別にして、心臓病も腎臓病も各種の癌も老化が招くもの、若くても局所的な老化と考えられるというのはおもしろいし、そう思えれば運命を嘆くのではなく自分の体質として諦めやすいかも。たしかに現代の日本人は長生きしすぎだし、死を厭いすぎだね。 (★★★☆☆)2022/09/10

朝ですよね

5
死ぬなら春がいい。相当数のがん患者が主治医に黙って代替医療に手を出しているらしい。そんなものかもしれないな。2024/03/30

コピスス

5
大学病院外科医から在宅緩和ケア医になり、二千人以上の看取りに関わった医師が書いた「家で死ぬ」ことについての本。死そのものは本来苦しいものではなく、病院で治療を続けると体力の限界まで「生きさせられる」から苦しいのだ。病気は老化の段階に名前をつけたもの、死とは老化のゴール、という著者の考えに納得。著者が看取った患者の事例を読んで涙が出た。枯れるように死んでいけたらとは思うが、受け入れてくれる在宅緩和ケア医と家族(自宅)がいない人には難しいのでは?と思った。2024/02/01

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