出版社内容情報
世界に誇る日本の職人技!
その仕事の歩みを、ひとめでわかる図とともに解説する!
底 本『日本の職人』遠藤元男 著(全1巻)/人物往来社/1965年
時代ごとに揺れ動く社会経済や文化のなかで生きてきた「仕事」が、生活史的に、技術史的にどのように結びついてきたかを解き明かす!
全国的な都市生活の発展とともに急激に発達していった商業、手工業の形態。当時の職人のおかれた時代と背景を丁寧に分析する。
様々な分野にまたがる職種を、それぞれの盛衰や変遷を生活史の視点から探る!
目 次
住いと家具 番匠・大工/瓦焼・瓦師/石切・石工/表具師 ほか
暮しの用具 桶結師/乗物師/塗師と塗物師/蒔絵師/籠屋 ほか
小間物 白粉師/櫛挽/眉作/針磨・針摺/紙入師/縫針師 ほか
着物 機織/織屋/麻布織/紺掻・紺屋/紫師・紅師/帷子屋 ほか
かぶりものとはきもの 烏帽子折/冠師/笠縫/傘張/沓造 ほか
紙と本 紙漉/水引師/唐紙師/張子師/経師/坂木彫/形彫 ほか
文房具・遊び道具など 筆結/墨師/硯師/鞠括/角細工 ほか
食品 酒造/索麺売と索麺つくり/香煎師/庖丁師/割肴師 ほか
金工 鍛冶/庖丁鍛冶/刀鍛冶/鋳物師/金彫師/象眼師 ほか
武具・武器 鞍細工/鎧細工と鎧師/弓索と弓師/箙細工 ほか
道具つくり 鞴師/車細工/龍骨車師/器械細工師/時計師 ほか
総論 職人の系譜/職人気質/職人と技術者
職人史点描 紙漉と紙座/櫛・櫛占・櫛挽/庖丁師と板前 ほか