内容説明
母の看病に通った電車の中で見たさまざまな人間模様。車中人物を絵手紙に描き残して十八年。「継続は力なり」という。人物から時代の変化や、世相が読み取れるまでの記録となった。出逢いの一瞬を大切にしてきた著者が絵手紙で描く愛すべき「ヒト、ひと、人」。
目次
1章 時代が読める人物画(ルーズ・ソックス;デイ・バッグ;マフラー、スカーフ ほか)
2章 絵手紙の中に人物を登場させましょう(絵手紙の人物画は筆で描くのですか?それともエンピツかペンでいいのでしょうか。他の用具についても教えて下さい;誰をモデルにするのですか;どこから描きはじめたらいいですか ほか)
3章 コーヒーブレイク
4章 絵手紙それぞれの時に(印象深い人々;小豆島までの旅;三時間の新幹線 ほか)
5章 思い出の絵手紙
著者等紹介
浅倉須真子[アサクラスマコ]
1939年横浜に生まれる。1985年絵手紙に出会う。小池先生に師事。1987年「車中スケッチ」はじめる。日本絵手紙協会講師。NHK学園通信講座絵手紙添削講師。早稲田大学オープン・カレッジ八丁堀校講師。NHKオープンスクール国立校講師。東京・荻窪地域区民センターにて絵手紙教室講師
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