目次
第1章 「もの」の総量は増えたり減ったりしない?―質量とエネルギーの保存則について
第2章 自然をより深く理解することが物理の基本―ルシャトリエ・ブラウンの原理から散逸最小の原理まで
第3章 無秩序から秩序への臨界点での特徴は何か―フラクタルと自己相似性
第4章 水が凍るという自然現象が教えてくれるもの―物理学的、数学的な秩序と無秩序とは?
第5章 秩序が生まれる、秩序がなくなる「限界」とは?―相転移のメカニズムを探ってみよう
第6章 拡張・変換の視点で限界・困難を乗り越える―てこの支点から変換の視点へ
著者等紹介
鈴木増雄[スズキマスオ]
東京理科大学理学部教授。東京大学名誉教授。理学博士。元日本物理学会会長。1937年、茨城県生まれ。1966年、東京大学大学院博士課程修了。1983年、東京大学教授。1997年より現職。専門は統計力学および数理物理。特に相転移、秩序形成の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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