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東京理科大学・坊っちゃん選書
活力を与える「物理」―限界を探ることで見えてくる新しい世界

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  • サイズ B6判/ページ数 131p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784274204586
  • NDC分類 420
  • Cコード C3040

目次

第1章 「もの」の総量は増えたり減ったりしない?―質量とエネルギーの保存則について
第2章 自然をより深く理解することが物理の基本―ルシャトリエ・ブラウンの原理から散逸最小の原理まで
第3章 無秩序から秩序への臨界点での特徴は何か―フラクタルと自己相似性
第4章 水が凍るという自然現象が教えてくれるもの―物理学的、数学的な秩序と無秩序とは?
第5章 秩序が生まれる、秩序がなくなる「限界」とは?―相転移のメカニズムを探ってみよう
第6章 拡張・変換の視点で限界・困難を乗り越える―てこの支点から変換の視点へ

著者等紹介

鈴木増雄[スズキマスオ]
東京理科大学理学部教授。東京大学名誉教授。理学博士。元日本物理学会会長。1937年、茨城県生まれ。1966年、東京大学大学院博士課程修了。1983年、東京大学教授。1997年より現職。専門は統計力学および数理物理。特に相転移、秩序形成の研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆぎ🖼️

15
時間には形がある。二次元の超円、三次元の超球、さらに余剰次元でマンダラに展開していく。激しい物質間のエネルギーのぶつかりがだんだん穏やかになっていくことで揺らぎを生む?ディベートのよう?、、うーむ🤔例え話がけっこう日常生活に溢れているようです。2021/12/28

垂水猫

1
物理を学ぶ意義について調べたくて読んだが、本当に生死を賭けていて大きく参考になった。著者の研究活動についても考え方やたとえを駆使して充実した解説があった2021/10/05

kaz

1
統計物理学の権威の方が、物理学を学ぼうとする人を対象になるべくやさしく書いた入門書的な本で、導入部の「質量とエネルギーの保存則」のあたりから、既出の類似するものとは異なる角度で記述されており、楽しく読めます。中盤のフラクタルのあたりも理解しやすく感じました。必要最小限に数式を交えながら、わかりやすさを優先に書かれていますが、さすがに専門の統計物理学に迫る最終章のあたりは、かなり歯ごたえのある内容になっていると思います。2013/06/02

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