内容説明
生活習慣病は、食生活の乱れ、運動不足、喫煙・飲酒の常習化など、子どもの時からの生活習慣の乱れに発病の原因があることが明らかになってきています。本書は、その中の一つ、喫煙に焦点をあててまとめたもので、禁煙の授業で何を教えるかについて紹介してあります。また、追試できる禁煙の授業が、資料とともに具体的に紹介してあります。友達にタバコをすすめられた時の対処法を考えさせたり、タバコの広告を分析させたり、禁煙ポスターを描かせたりするなど、一歩踏み込んだ禁煙の授業も紹介してあります。さらに薬物乱用防止の授業も紹介してあります。
目次
1 ここまで進んでいるタバコの低年齢化
2 タバコに手を出さない子を育てるために、何を教えるか
3 総合的な学習の時間で、禁煙教育を行う
4 授業実践
5 薬物乱用防止の授業
著者等紹介
上木信弘[ウエキノブヒロ]
1968年3月福井県生まれ。1990年3月福井大学教育学部卒業。1990年4月福井県敦賀市松原小学校教諭。1995年4月福井県敦賀市東浦小学校教諭。1996年4月福井県武生市大虫小学校教諭。現在、TOSS福井、酒井式描画法研究会北陸支部所属
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