内容説明
月収7万円。自称・貧乏写真家。夢を追求するために、貧乏を選びとった著者による、究極のシンプルライフ考。不況だろうがなんだろうが、思うように生きていく知恵がここにある。
目次
第1章 世界の中心は自分である(自分の邪魔にならない生活;道しるべなき消費生活;シンプルライフとベクトル ほか)
第2章 自分だけのモノサシを(スケール感の基準;経済;小さな根源を核に ほか)
第3章 シンプルな貧乏の僕(貧乏とは、ほどよく足りない生活のこと;年相応の成熟を)
著者等紹介
川上卓也[カワカミタクヤ]
昭和49年生まれ。全日本貧乏協議会を設立し、Web会報誌『耐乏PressJapan.』を発行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたし
5
あとがきにあるように言いたい放題の本だった。タイトルから貧乏生活の指南書かと思って読んだが、実際にはエッセイで、ちょっとがっくし。もっと普段の生活が知りたかったな。2015/04/14
うえはらちから
4
この本が書かれたのが2008年。この時点ではまだスマホは一般的ではない。今のネット依存の社会を予言している。また3・11以前の本なのに原発のことも批判いているのはすごい。しかし7万円で生活か。自分からしたらとても理想的な生き方だ。結局生きるのは割り切りが大切ということか。この方は今もこの生き方を続けているのだろうか。2019/08/12
pugyu
4
貧乏の本というより生き方指南。作者は貧乏というベクトルを選んだだけだと思う。もっとも車をただで借りられて、毎日喫茶店に行く生活が貧乏とは思えないが。批判ばかりの文章は読んでて心地よくはないがマスメディアに対する批判は共感できた。2011/01/19
bibliotecario
2
現代人の生き方やマスメディアとの関わり方に苦言を呈している本ニャ。猫はお金などなくても生きていけるニャ。2012/06/10
訪問者
1
自分なりの人生のベクトルを定め、シンプル・ライフを送ることを勧める本。2015/05/03