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- > ランダムハウス講談社文庫
内容説明
海辺にある朝食つき民宿の留守番を任されたフィリス。のんびりと休暇気分で、その朝も美しい景色に一杯のコーヒー、そして釣りを楽しもうとしていた。それなのに桟橋で宿泊客の遺体を発見してしまい、お気楽な留守番は一転!死因が朝食のクラブ・ケーキだと判り、宿泊客が次々とキャンセルする事態に。なんとか混乱を収めようとするも、不愉快な遺族が押し掛けてきたり、料理人に容疑が掛かったり…。B&Bを守るため、フィリスは捜査に乗り出す。
著者等紹介
ウォッシュバーン,リヴィア・J.[ウォッシュバーン,リヴィアJ.][Washburn,Livia J.]
小説を書き始めたのは1978年。ミステリ第1作Wild Nightで、アメリカ私立探偵作家クラブ賞およびアメリカン・ミステリ賞を受賞。家族は、夫と娘ふたり、テキサス州在住
赤尾秀子[アカオヒデコ]
津田塾大学数学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
26
なんてことないけど寝る前の読書にはいいかも2017/02/05
きつねこ
24
シリーズ4巻目。今回はフィリスさんの下宿のご一行が海のそばのB&B(ペンションみたいな民宿???)へお出掛けしての事件遭遇。フィリスさん、たった一年ほどの間に殺人事件に出くわしすぎ。お決まりのデザートコンテストもありますぞ。サムとの仲も進展していていい感じです。でも、スワッピング疑惑はいただけませんでした。フィリスさん、考えすぎ(笑)。残り一巻を楽しみます~。2014/10/02
飛鳥
22
B&Bを営む従妹に留守番を頼まれ留守を守るフィリスと退職教師の仲間達一行。ゲストの一人が桟橋で亡くなっているのを発見したフィリスとサム。毒物が被害者の体から見つかり、B&Bの料理人が疑われなか、従妹のゲストハウスを守るために立ち上がるフィリス。怪しげな人物もちらほらいながらも、最後の最後まで犯人の目星がつかず、謎解きも美味しそうな料理の数々にも楽しめました。巻末のレシピも美味しそうです。2017/10/29
むらさきめがね
19
タマーレスープのタマーレってなんぞ?調べたらとうもろこしの粉を使ったお団子みたいなものなんですね。美味しそう。犯人はわかりやすかったけど、動機の部分にこのシリーズには珍しく強引なとってつけた感が…。やや残念。2016/01/31
あつぼう
15
このシリーズの特色がいかされずシリーズとしての面白さが伝わってこなかった一冊でした。消去法で犯人もすぐに分かってしまったのが残念。ミステリー部分はコージーなんである程度は許せるとしても、もう少し工夫してほしかったなぁ。キャロリンとフィリスがお菓子コンテストで火花をぶつけ合うのも楽しみの一つやったけど、今回のお菓子コンテストはオマケ程度でしたね。物語の終盤でフィリスがキルトを観賞してる時にマティの事を思い出すシーンがあるけど、ちょっとしんみりしてしまいました。不満はあるけど次が出たら読んでしまうんやろうな。2012/06/17
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