感想・レビュー
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uburoi
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出家したシッタルダが出会うのはタッタに言われて自分の目を焼いてみせたデーパ。この巻からパンダカの息子ダイバダッタの物語が並行して語られるが、父の死後カピラヴァストウを追われて狼に育てられた後、デーパの師ナラダッタと出会うのである。このように複数の登場人物が偶然の出会いを繰り返して進むドラマ手法は、吉川英治『宮本武蔵』と同じものだ。2015/03/01
そのじつ
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タッタとの旅から帰った後、塞ぎ込むシッダールタ。王は結婚すれば落ち着くかとヤショダラ姫を引き合わせる。〜ダイバダッタが自分を復讐に利用した老婆に引導を渡して、ひとり旅立つところまで。プラス（ブッダ外伝）「タカとシビ王のはなし・寒苦鳥のはなし」１７ページ。巻末に「聖おにいさん」作者・中村光さんのインタビュー６ページが掲載。 初めてブッダを読んだ時、なにに衝撃を受けたかといえば、ダイバダッタの存在だ。この人物造形の妙は手塚治虫の本領発揮といった感じで、この異様な子どもにいつしか強く惹き付けられていたのだった。2011/06/14
