ひみつの犬

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  • サイズ A5判/ページ数 264p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784265840342
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

小学5年生の羽美は、黒が好きで、服も持ち物も黒。同じマンションに引っ越してきた細田くんの相談にのるうちに、まわりで起きた事件が気になり、その真相をつきとめるべく、犯人さがしにのめりこんでゆく。パトカー、誘拐、空き巣、カエンビン、へんな手紙……複雑に謎がからみあう。
とりまく大人たちの間でさまざまな問題にぶつかる、羽美、細田くんとトミオ。ゆれる心境をこまやかに描く。

内容説明

小学5年生の羽美は、黒が好きで、服も持ち物も黒。同じマンションに引っ越してきた細田くんの相談にのるうちに、まわりで起きた事件が気になり、その真相をつきとめるべく、犯人さがしにのめりこんでゆく。とりまく大人たちの間でさまざまな問題にぶつかる、羽美、細田くんとトミオ。ゆれる心境をこまやかに描く。

著者等紹介

岩瀬成子[イワセジョウコ]
1950年、山口県生まれ。1977年、『朝はだんだん見えてくる』(理論社)でデビュー。同作品で日本児童文学者協会新人賞受賞。1992年、『「うそじゃないよ」と谷川くんはいった』(PHP研究所)で小学館文学賞、産経児童出版文化賞受賞。1995年、『ステゴザウルス』(マガジンハウス)、『迷い鳥とぶ』(理論社)の2作により、路傍の石文学賞受賞。2008年『そのぬくもりはきえない』(偕成社)で日本児童文学者協会賞受賞。2014年、『あたらしい子がきて』(岩崎書店)で野間児童文芸賞、JBBY賞、IBBYオナーリスト賞受賞。2015年、『きみは知らないほうがいい』(文研出版)で産経児童出版文化賞大賞受賞。2021年、『もうひとつの曲がり角』(講談社)で坪田譲治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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はる

60
小学5年生の羽美は、同じマンションでこっそり犬を飼っている細田君の相談にのりますが…。繊細な物語。子供だから出来ること、子供だから出来ないこと。岩瀬さんらしい、あの頃の感情に溢れた物語だと思う。いい人間でありたい。でも、それはとても難しいことだし、答えが一つとは限らない。たとえ大人であっても。難しいテーマを子供の視線で描いた佳作。細田君の飼犬トミオへの想いがいじらしい。2022/11/06

ぶんこ

41
家族の一員だった犬と離れられず、転居先のマンションがペット禁止なために心痛める小学4年の細田君。細田君の力になりたいと手を尽くす、同じマンションの小学5年生の羽美さん。細田君がとてもいい子なので、犬のトミオのことを思うといたたまれない。人間の事情でトミオにストレスを与えてしまっているのは辛いでしょう。羽美さんもなんとかしたいと一緒になって動きますが、そこで知った大人の思惑に一喜一憂。いかにも子どもらしい羽美さんの言動と、大人っぽくもある細田君の穏やかさが微笑ましい。最後はハッピーエンドでよかったです。2022/12/04

イケメンつんちゃ

24
天皇誕生日 2月も終わりですね 深夜の3時 南側の方で 地味な衝撃音が 70坪の荘園を恐怖に陥れる いよいよ現れたか 闇バイト集団 恐る恐る カーテンからガーデンを 武勇伝武勇伝 一家は助かるのか 改めて思う 背表紙ではわからない 派手なボディペインティング 一心同体朦朧体 (一心同体少女隊のノリで) 誘う誘う 光れる光れる 怪傑黒頭巾は颯爽 ふわっとした大人批判は身に染み入る 最後は少しご都合主義が発動するも うまく行けばね 大人はやっぱり悪者 サーティワンアイスクリーム ストロベリーティラミスパルフェ2025/02/28

雪丸 風人

12
犬猫禁止のマンションに住む小5女子が主人公。こっそり犬連れで引っ越してきた少年に出会った彼女が、一緒に引き取り先を探すうちに、いつしか大人のトラブルに首を突っ込んでいくようになります。迷走していた主人公のひらめきが、物語の鍵になるところが良かったですね。そして、決して仲が良いとはいえなかった主人公と姉との終盤のやり取りには胸のつかえが取れたような気持ちになりました。立場が変われば正しさは違ってくるし、大人も正解を知っているとは限らない。そんなこと教えてくれる作品だと思います。(対象年齢は11歳以上かな?)2022/11/06

10
5年生の羽美は、ペットを飼ってはいけないマンションに住んているが引っ越してきた細田くんは事情があり犬のトミオをこっそり飼っている。細田くんとトミオの役に立ちたい羽美だったが、預け先を探すうちに周辺でおきる事件の犯人をさがすことに夢中になっていく。正しいことが良いこととは限らず、親切がその人にとっては必要されていないかもしれない。そんなことを知ってしまうと誰かと関わることが怖くなってしまうけれど、誰かと関わることでしか知り得ないこと。決してわかりやすい物語ではないけれど、じんわりと心に効いてくる。2023/01/30

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