内容説明
人事管理と労働法は敵対するものなのか。両者が協力して,人を幸せにする雇用のあり方を作ることはできないのか。「雇用の多様化」「解雇規制」等,話題のテーマを素材に,新たな人材マネジメントのあり方を人事管理と労働法の対話から考える。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Haruka Fukuhara
12
面白い。法は専門とぎりぎり言えて、新卒で会社に入ったらおそらく人事に配属されていたはず、ということもあって興味深く読めました。まだまだ未知の世界がたくさんあるなあ。2017/08/16
Hisa8
9
労働法の大内先生と人事管理の守島先生による、主要論点に関する対談。アカデミック•法律と実務の考え方が飛び交う面白さがたまらない。2014/05/20
Yuichi Tomita
5
少し前(2013年)の本ですが、これは結構面白い。人事管理と労働法の目指すところは共通するのか、それとも異なるのか。 対談から人事と法の考え方の違いが浮かび上がっている。そのひとつは労働法は性悪説、人事管理は性善説というところ。特に解雇のテーマで明らかになっている。 最後に正社員と非正規社員を五つのカテゴリーに分けて分析している。ここはとても良い分析だと思った。労働法は、伝統的に中核的な正社員のみを相手にしてきたが変わってきてることが実感出来た(長澤運輸やメトロコマースの判例など)。 なかなか中身が濃い。2021/02/08
Yuichi Tomita
4
再読。やはりなかなか面白い。労使関係の闘いかたを知っている人事、組合が減っていること、アメリカの人事部員は心理学を学んだ者が多く、法律のことは知らないなど、なるほどと思う点も多い。ただ、「優秀な人材が会社を辞めていくことは社会にとってはいいことなのだ」と言われても、人事的には辛かろう。 法律は労働者を守るために性悪説で規制していくので、労働法を守った上で適切な人事管理を行っているまともな企業の足枷になりかねない。ここが人事管理と労働法のすれ違うところか。2021/03/17
koji
3
【記録を埋めるキャンペーン③】読書メーター登録千冊を記念して、過去感想を書いていない読了書に感想を書くことにして3冊目。当時、人事部署に異動して間もない頃で「最近の人事の課題」を理論的に追求していくことに腐心していた時手に取った思い出深い1冊です。誰かにあげてしまったのか、残念ながら見つかりませんでした。当時の状況に照らすと、人事改革には本書の争点をもっと学習せねばと気合いを入れたことを思い出しました。本書の収穫は大内先生を知ったことで、その後勤務時間改革に当たっては先生の著者が私のバイブルになりました。2014/03/23
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