出版社内容情報
ユニークな図書館や国内外の子どものための図書館、震災後に作られた小さな図書館、日本から始まった文庫活動、それに大学図書館、日
【著者紹介】
【秋田喜代美・監修】 東京大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。現在、東京大学大学院教育学研究科教授。専門は教育心理学、授業研究、保育学。人が育つ制度的な場としての保育所や幼稚園、小中学校での園内研修や授業検討会に参加しながら教育実践研究を行っている。
目次
第１章 ユニークな図書館（えっ！駅が図書館？；なんと、本物の車両が！ ほか）
第２章 子どものための図書館（子どもたちがよい本に出あえるように；もっと知りたい！世界最大の国際児童図書館 ほか）
第３章 学校図書館と大学図書館（小学校・中学校・高校・大学の図書館；もっと知りたい！写真で見る世界の学校図書館）
第４章 国立図書館（国立図書館の役割；もっと知りたい！写真で見る世界の国立図書館）
著者等紹介
秋田喜代美［アキタキヨミ］
東京大学大学院教育学科研究科博士課程単位取得退学。博士（教育学）。東京大学大学院教育学研究科教授。専門は教育心理学、保育学、授業研究。人が育つ制度的な場としての保育所や幼稚園、小中学校での園内や校内の研修に参加しながら教育実践研究を行っている。ＮＰＯブックスタートの立ち上げに参画するなど子どもの読書推進活動にも尽力している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
353
子ども向きに編集された図書館シリーズの1冊。出版は児童書等でよく見る岩崎書店。秋田喜代美監修、こどもくらぶ編。ユニークな図書館として駅や船の図書館、世界の公共図書館、子どものための図書館などを写真と解説入りで紹介する。主たる読者対象に想定しているのは小学校の高学年かと思われる。ただ、子ども向きではない一般向きの類書と比べると見劣りがするのは否めない。子どもだから情報量を制限した方がいいとの判断だろうか。それに何より驚きがない。それって、子どもたちには何よりも重要なのではないだろうか。2022/04/08
mura_ユル活動
21
読メさんの情報と図書館戦争のテレビ特集を見て、建築プログラムの視点で、面白い・素敵な図書館を見てみたく、図書館で借りた。４冊のシリーズの３冊目。ビジュアルに見開きでまとめられている。ふり仮名が部分的にふられているので、小学校高学年以上は読める。ユニークな図書館では、くめがわ電車図書館に是非行ってみたい。世界の国立図書館や大学の図書館・駅の図書館等も掲載。世界の子供達に図書を届ける仕事、きっと、やりがい半端ないんだろうと思う。船の図書館は航行しながら営業することはないんだろうけど、そうだとしたら船酔い必至。2013/05/22
エディン
10
読書メーターを始めてから、図書館に行くことが多くなったが、同じ図書館ばかり。他の図書館はどうなってるのかな？ドイツ、ミュンヘンの中世のお城を改装して作った国際児童図書館。第二次世界大戦が終わった１９４５年ユダヤ人ジャーナリストが、何もかも失った子どもたちの姿を見て、子どもたちにとってまず必要なのは「精神の栄養」だと考え、世界中の出版社に手紙を出して、送られてきた本で設立したそうです。震災後、陸前高田にできたこども図書館、「ちいさなおうち」もステキ。子どもたちが安心して本が読めることほど大切なことはない。2013/05/25
lotta7
9
そのままサブタイトル通りの内容です。駅に併設されたユニークな図書館や図書館列車は羨ましい。子供のための図書館や海外の図書館などもてんこ盛り。本書で取り上げた図書館の住所は巻末に記載があるので、図書館巡りに役立つでしょう。2013/06/02
杏子
9
日本と世界にあるいろいろな図書館を紹介。見ていて楽しかった！電車や駅が図書館になっていたり、海辺の図書館や船の図書館など… そしてやっぱり洗練されたセンスある図書館には憧れが！！ 行ってみたい、あんな図書館が身近にあったら、とちょっと羨ましかったり。2013/03/20
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