• ポイントキャンペーン

Dr.宮城×Dr.藤田 エキスパートに学ぶ呼吸器診療のアートとサイエンス

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 279p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784260020992
  • NDC分類 493.3
  • Cコード C3047

出版社内容情報

収載の20ケースは、呼吸器内科医がよく日常遭遇し頭を悩ませる症例。内容は鑑別診断から治療までが網羅されている。読者はカリスマ呼吸器内科医Dr.宮城とDr.藤田の、臨床のアートとサイエンスの神髄にふれ、クリニカルパールあふれる珠玉のメッセージを直に得られ、診断能力がさらに磨かれるだろう。

内容説明

冴えわたる“勘”と“ひらめき”そして明晰な分析力、臨床のアートとサイエンスの神髄がここに結集。クリニカルパールあふれる沖縄ケースカンファレンス。

目次

The sound of silence―慢性骨髄性白血病治療後に胸部異常影が出現した63歳男性
若年者の気胸のエピソードから考えられる疾患は?―気胸の発症から胸部異常影が発見された18歳男性
空洞陰影から疾患を絞り込む―空洞を伴う腫瘤陰影を呈した56歳女性
「血痰」および「呼吸状態の悪化」で何を考えるか?―血痰を主訴に受診した21歳女性
多彩な全身症状を呈し、空洞を伴う胸部異常陰影で何を考えるか?―下腿浮腫、両膝関節痛、食欲低下、体重減少など多彩な症状と胸部異常影を指摘された52歳男性
短時間でSpO2が大きく変動したのはなぜか?―9日前からの発熱、低酸素血症にて救急外来を紹介受診した89歳女性
頭部の腫瘤影と肺の結節性陰影をどう関連付けるか?―頭部に皮膚疾患を有し、呼吸困難を主訴に来院した85歳女性
呼吸性に変化する胸痛から、どのような疾患を考えるか?―胸痛にて救急搬送され多発結節性陰影を指摘された62歳男性
肺癌の経過中に認められた呼吸不全の病態は?―肺腺癌治療中にびまん性陰影を呈した74歳女性
免疫抑制患者の気道病変病態を見極める―悪性リンパ腫の治療中に膿性痰の増加を繰り返す55歳男性〔ほか〕

著者等紹介

宮城征四郎[ミヤギセイシロウ]
群星沖縄臨床研修センター長。1964(昭和39)年新潟大学医学部卒業。京都大学大学院(単位取得中退後、医学博士取得)。1969年から1年間デンマークのコペンハーゲン大学にWHOフェローとして留学(人工呼吸管理学)。1972年から沖縄県立中部病院に勤務し、1996年沖縄県立中部病院長に就任。2003年4月から現職

藤田次郎[フジタジロウ]
琉球大学大学院感染症・呼吸器・消化器内科学(第一内科)教授。1981(昭和56)年3月岡山大学医学部卒業。虎の門病院内科レジデント、国立がんセンター病院内科レジデント、および2年間の米国ネブラスカ医科大学呼吸器内科留学を経て、1987年より香川大学医学部に勤務し、2005年5月から現職。2015年4月より琉球大学医学部附属病院病院長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。