内容説明
時空を越え、現代人の胸にせまる五千年前のメソポタミアの諺、インド最古の詩、万葉以前の歌…。こころに残る、世界と日本の詩の名品の魅力を解き明かす感動のエセイ集。
目次
人類最古の文明の詩
インド・中国・日本の詩の根源的なちがい
わたしのアンソロジー…日本の古典詩
詩における歓びと智慧
詩は人類最大の錯覚か?!
著者等紹介
大岡信[オオオカマコト]
1931年、静岡県三島市生まれ。詩人。東京芸術大学名誉教授。日本芸術院会員。53年、東京大学大国文学科卒業。『読売新聞』外報部記者を経て70年、明治大学教授、87年、芸術選奨文部大臣賞、フランス芸術文化勲章シュヴァリエ受章。89年東京芸大教授。93年、フランス芸術文化勲章オフィシエ受章。95年恩賜賞・日本芸術院賞、96年マケドニアのストルーガ詩祭りで金冠賞、96年度朝日賞受賞。97年文化功労者。2002年国際交流基金賞、文化功労者顕彰。2003年、文化勲章受章。04年、フランス政府より04年レジオン・ド・ヌール勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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