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出版社内容情報
依頼人たちは、なぜ「嘘」をつくのか……?
「物の声」が聞こえる女子小学生と、凪丘修理館の無愛想な店主が織りなす「泣ける」謎解き短編集。
【あらすじ】
人間に大事にされてきた「物の声」が聞こえる小学5年生の佐々美結(ニックネーム:ささみ)は、愛用していたぬいぐるみ「まぁ太」の修理依頼をきっかけに、リペア・ドクターの凪丘玲司(なぎおか・れいじ)と出会う。凪丘が店主を務める「夕凪修理館」には、人形や模型、時計、アクセサリーなど様々な骨董品の修理が持ち込まれていた。「まぁ太」を直してくれた感謝の気持ちから、夕凪修理館の受付業務を勝手に手伝い始めたささみは、「物の声」と「依頼人の言葉」に矛盾があることに気づいていく。
真実はどこにあるのか…?
依頼人たちが隠したがっていることとは……?
イラスト:ショウイチ
【目次】
思い出のお医者さん/きっとそれは大切な名前/チョコレート色の一週間/そのままの僕を/誰がために君は泣く/ひとつの夕陽
内容説明
ぼろぼろになってしまった大切なクマのぬいぐるみの、意外な修理方法は…。『思い出のお医者さん』。翼の折れた飛行機模型の持ち主が、本当に伝えたかったこととは…。『きっとそれは大切な名前』。「人形が泣くから、泣きやむように修理してほしい」という依頼に隠された、悲しい真実とは…。『誰がために君は泣く』など、全6話を収録。依頼人たちは、なぜ「嘘」をつくのか…?「物の声」が聞こえる女子小学生と、無愛想な修理館の店主が織りなす、心温まり泣けるミステリー短編集。
著者等紹介
ココロ直[ココロナオ]
『夕焼け好きのポエトリー』で2002年度ノベル大賞読者大賞受賞。『アリスのお気に入り』(集英社)など、少女向け恋愛小説を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。