GHQ焚書図書開封〈9〉アメリカからの「宣戦布告」

電子版価格
¥990
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

GHQ焚書図書開封〈9〉アメリカからの「宣戦布告」

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 334p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198637743
  • NDC分類 023.8
  • Cコード C0021

出版社内容情報

開戦を迫るアメリカの対日経済封鎖、国際連盟での暗躍は宣戦布告に等しい!戦争の渦中で日本人知性は米英の野望を見抜いていた!

日中戦争の真っ只中に出版された「大東亜戦争調査会」叢書を紐解き、満洲事変から支那事変、国際連盟脱退の舞台裏、そしてアメリカの対日経済圧迫まで、日米開戦に至る根本原因を掘り起こす。
そこではあの時代を生きた知性が、米の世界制覇への野望、不正な対日経済圧迫など、日本を開戦へと引き込む米英の戦略・暗躍を冷静に見抜いているのがわかる。戦後、日本人の歴史観から消し去られた「真実」を掘り起こす、西尾幹二の好評シリーズ。

【著者紹介】
昭和10年生まれ。東京大学文学部独文科卒。同大学大学院文学修士。文学博士。電気通信大学名誉教授。評論家。著書に『ニーチェ』『国民の歴史』『国家と謝罪』『江戸のダイナミズム』等多数。平成23年より『西尾幹二全集』(国書刊行会)の刊行始まる。

内容説明

日本はなぜ日米開戦に踏み切ったのか―戦後の歴史書から抜け落ちている日本と日本人のリアル。GHQが真っ先に没収した「大東亜戦争調査会」叢書を読む。

目次

第1部(日本にとっての「満洲」の重要性;国際連盟とはなんだったのか;長野朗『滿洲の過去と將來』を読む;松岡洋右の大演説の役割;シナ事変と英ソの暗躍)
第2部(アメリカの対日経済圧迫;アメリカの対日石油圧迫の赤裸々な歴史;開戦の根本原因はアメリカの経済封鎖以外にない;経済制裁から資産封鎖へ;国際連盟の名を借りた英米の世界制覇;地表の3分の1を占めていた覇権国家・英米への日本の正当なる反逆)

著者等紹介

西尾幹二[ニシオカンジ]
昭和10年東京生まれ。東京大学文学部独文科卒業。同大学大学院文学修士。文学博士。電気通信大学名誉教授。評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田山河雄

1
悲しくて苦しくて息が詰まる 読むのに二週間かかった 少しづつ1900年前後からの動きが見えだしそうだ 英米が言うところのデモクラシーの本音(自由主義)、人種差別を心根に持つ覇権主義(膨張)と欺瞞とその故での美辞麗句とご都合主義…。だがそれ故にこそ米国が背負う戦後の宿痾(朝鮮戦争やベトナム戦争、その他幾多の戦争を背負ってきたこと)に、米国自身が苦しんでいる。ざま~みろだが、その米国に自国防衛を依存する我々自身の欺瞞を見れば、同じ穴のムジナではないか~そう思うだけでもそこから脱する一歩だと出来れば信じたいが…2017/05/13

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8025942
  • ご注意事項