内容説明
本書は技術系の一般社会の人々はもちろん、現在形状記憶合金の研究あるいはその用途開発に携わっている人などにも役立つように、形状記憶効果と擬弾性効果に関して、また、合金別にも、それらの金属学的な基礎学問から、どのような性能が何故出現し、どのような点に注意しなければならないかなどをできるだけ正確にかつ平易に解説し、とくに応用・利用に重点が置かれている。
目次
1 形状記憶合金とは
2 形状記憶合金の使い方
3 多彩な形状記憶合金の応用
4 実用合金の作り方とその特性
5 形状記憶素子の設計と加工