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もういちど家族になる日まで

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  • サイズ B6判/ページ数 313p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784198633172
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

内容説明

パパと妹を自動車事故でなくしてから、十一歳のオーブリーは、ママとふたりでくらしていた。だがある朝、ママは、なにもいわずに家を出ていってしまった。一週間が過ぎたころ、ようやくおばあちゃんが気づいて、オーブリーは引き取られることになった。おばあちゃんの家に引っ越したオーブリーは、となりに住む同い年の女の子と仲よくなり、少しずつ新しい生活になじんでいく。そんなある日、ママの消息がわかり…?家族を事故で失い、母に置いていかれ、心に深い傷を負った少女が、まわりの人々のやさしさに包まれ、少しずつ立ち直っていく姿を描く感動の物語。2010年カーネギー賞候補作、2010年チルドレンズ・ブック賞最終候補作。小学校高学年~。

著者等紹介

ラフルーア,スザンヌ[ラフルーア,スザンヌ][LaFleur,Suzanne]
1983年アメリカのボストン郊外に生まれる。バージニア州レキシントンにあるワシントン・アンド・リー大学で学ぶ。現在はニューヨークとボストンを往復する生活を送っている。デビュー作である『もう一度家族になる日まで』は、イギリスで、2010年カーネギー賞候補作、2010年チルドレンズ・ブック賞最終候補作に選ばれ、6カ国で翻訳出版されている

永瀬比奈[ナガセヒナ]
1963年生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業。航空会社勤務の後、渡米。帰国後、児童書の翻訳を志す。紙芝居文化の会運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

24
バージニア州の11歳の少女、オーブリーの母親は、何も言わずに家を出て行ってしまった。息をひそめるように暮らしていたが、1000km離れた所からやってきた祖母に発見される。そして北のバーモント州の祖母の家で暮らし始める。少しずつ明らかになっていく、オーブリーの家族に起こった悲劇。母親とオーブリーそれぞれが抱える罪悪感。悲しみを抱えたまま孫の面倒を見る祖母。これを読むと、悲劇に見舞われた人とどの様に関わったら良いのか、少しわかる。そばにいて何も聞かないこと。話し始めたら黙って耳を傾けること。嘘はつかない事。2018/07/01

かもめ通信

20
11歳の少女オーブリーは、パパと妹を自動車事故で亡くし、ママと二人で暮らしていましたが、ある朝、ママはなにもいわずに家を出て行ったきり帰ってきませんでした。オーブリーは母方の祖母の元に引き取られることになり、苦労しながらも新しい生活にも少しずつなじんでいきます。そんなある日ようやくママの消息が明らかになり………。タイトルと帯に書かれた文言から、ネグレクトを扱った物語なのだろうと見当をつけていたので、それなりの覚悟をもって読み始めたつもりだったのですが……。号泣する準備はできていませんでした。2018/01/30

ごへいもち

19
(´_`。)。主人公とその母の行動にイマイチ疑問が残るが。読友さんご紹介2018/07/14

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

10
11歳のオーブリーのお母さんがある日失踪。遠くからおばあちゃんが来て見つけられ、おばあちゃんがオーブリーを引き取る。オーブリーの家族に起こった悲劇、それはお父さんと妹が交通事故で亡くなったことから始まった…。2019/03/08

ももちゃん

4
人生には時として受け止め難い乗り越えられそうもないことが起こります。 この物語からどんなことがあっても生き抜くことに人生の意味があることに気づかされます。 主人公の少女が最後にくだした決断に胸がいっぱいになりました。2017/07/21

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