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目次
第1章 「日常生活の指導」とは(「領域・教科を合わせた指導」とは;日常生活の指導のねらい;「日常生活動作(ADL)」と「日常生活の指導」
時間割上に見る「日常生活の指導」
「日常生活の指導」の留意点)
第2章 発達チェックのためのアセスメント(「MO教材アセスメント」の作成経緯と改訂経緯;「MO教材アセスメント2013年度版」(複写可)
各シートの分かれ目
「MO教材アセスメント簡易評価表」(複写可))
第3章 指導の実践と教材の工夫例(「玄関」での工夫;「荷物整理」での工夫;「着替え」での工夫;「朝の会」での工夫;「給食準備」での工夫;「掃除」での工夫)
著者等紹介
大高正樹[オオタカマサキ]
東京学芸大学障害児教育学科卒業。大学時代にボランティアで自閉症と呼ばれる子どもと出会い、その感覚に共感し、障害児教育を志す。大学卒業後、障害児の放課後サークル指導員や心身障害児学級(現・特別支援学級)講師、小学校講師を経て、東京都新宿区立新宿養護学校教諭となる。新任教諭時代から障害児基礎教育研究会に参加、水口浚先生に師事し、障害児教育の基礎を学ぶ。現在、東京都立高島特別支援学校教諭。専門は、最重度の子どもから文字・数学習以前の子どもに対する学習指導と教材教具の開発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akaichihiro
1
具体的で分かりやすい。2015/02/07
epitaph3
1
たとえば布巾を畳むにしても、発達レベルに応じた工夫が必要となる。実際どんな工夫があるかを、この本は教えてくれる。自分のことをいうと、方向性はあっていた。だけど、この本の著者の方が、アイデアの具現化力と子どもの発達に裏打ちされた工夫が、圧倒的にレベルが高く、しかも、追試ができない高みにあるわけでもなく、真似をして取り組めるものだった。あと一歩の一歩の差があまりにも大きい。納得できる指導と教材群だ。2014/02/19
pocky
0
日常生活の指導が目指すのは,身辺処理に関わる技能を高めるだけでなく,「日常生活をより自立的・発展的に行うための生活意欲や生活態度を育てること」。ついつい目標が技能的になりがちで,内容もパターン的になりやすいけれど,こんな工夫をすればいいんだ!という事例がたくさんのっている。この発達レベルの子には…というのもわかりやすい。そこまでの教材を作るならその活動は無理しなくてもいいんじゃないか。。と思えるのもあるけど,個々にあわせてここまで工夫できる,という視点は大切にしたい。2020/04/27