出版社内容情報
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
iroiro
1
渡辺和子、島尾ミホ、茨木のり子…取り上げられている九人がとても魅力的で、梯久美子さんも確か「狂う人…」の作者、文庫本を見かけて購入。母と娘のテーマは、よく目にするけれど、父と娘って珍しいと思った。けれども、父の存在がとんでもなく大きかった戦前に生まれた女性たちが父の影響を受けるのは当然だった。斎藤真理子さんが解説で言っているように「親子とは何て始末の悪い人間関係なのだろう」と思えた。私も小さい頃は、あんな品のない教養もない父は嫌だと思っていたのに、今はひどく懐かしい。本当に優しい父だった。2026/10/22
わたこ
0
渡辺和子さんの章が深く心に残りました。お父様は2.26事件で亡くなられた教育総監の軍人さんです、襲撃現場で居合わせてしまって座卓の後ろに居たそうです。銃弾を撃ち込まれとどめのように銃剣で切りつけられたそうです、和子さんは9歳でした。この事件から50年後、青年将校の法要で遺族のお会いしお許しになったそうです、和子さんの長い年月の中で、お父様が無惨な殺されかたしたのに泣いてはいけない、深い悲しみと憎しみの中で生きてきたと思うと言葉がでて来ない…お父様によって様々な人生を背負ってきた娘さん達の話、凄くよかった 2026/10/25




