出版社内容情報
教養高く美しいが、世間知らずのおばあさまと、
料理のセンス抜群だが内気な孫娘・佐菜。
世の荒波に放り出されたコンビが、
「出張料理」を仕事に奮闘する、大好評シリーズ第6弾!
毎日、佐菜が朝餉を作りにいっている少年・専太郎が
ここのところ能の稽古にとても熱心だ。
「羽衣」という演目では、
天女を天女たらしめているもの、
もっとも大切なものが〝羽衣〟なんです、と話し
自分にとっての〝羽衣〟は能の太鼓だ、と語る。
佐菜は、自分にとっての〝羽衣〟は何だろう、と考える。
あるとき、おかねの煮売り屋が、
店の家賃が倍に値上がりするということで
存続の危機に?
常連の客たちや佐菜は、先行きを心配する。
一方、一人息子の正吉は、
こっそり鈴虫を売るなどして周りを驚かせるが、
煮売り屋の現状を知って、あることを考える――。
変わりゆくことがあれば、変わらずに守り続けていきたいものもある。
皆が少しずつ変化をとげ、成長をしていく待望の第6巻。
【目次】
一話 「羽衣」とむかごご飯
二話 人気役者の松花堂弁当
三話 女二人のもち米まんじゅう
四話 常連が惜しむ味噌煮込みうどん
五話 料理を彩る秋の木の葉
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