内容説明
両替屋の主と手代が寄り合いの帰り道、夜半、日本橋川の際で一刀のもとに斬り捨てられた。手口から見ると、かなりの遣い手だ。辻斬りか、物取りか。半年前、薬種問屋が殺された時に似ている。新十郎たち「鬼彦組」に奉行から事件解決の命が下る。動きだす奉行所の同心たちに、腕の立つ闇の者どもが次々と襲い掛かるが…。
著者等紹介
鳥羽亮[トバリョウ]
1946年埼玉県生まれ。教員等を経て作家に。1990年「剣の道殺人事件」(講談社文庫)で第36回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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