出版社内容情報
吉村昭と「東京の戦争」、野坂昭如と「無責任論」、丸谷才一と「戦争と艶笑」、野中郁次郎と「撤退と組織」…十二人と語る激動の時。あの戦争と歴史をめぐる12人との対話。
私たちは「昭和」をこう生きた。君たちはどう生きるのか?
「半藤昭和史」のエッセンスがここに!
【目次より】
澤地久枝 ふたつの戦場 ミッドウェーと満洲
保阪正康 指揮官たちは戦後をどう生きたか
戸?一成 なぜ日本人は山本五十六を忘れないのか
加藤陽子 天皇と決断
梯久美子 栗林忠道と硫黄島
野中郁次郎 撤退と組織
吉村昭 東京の戦争
丸谷才一 戦争と艶笑の昭和史
野坂昭如 無責任論
宮部みゆき 幕末から昭和へ 熱狂の時代に
佐野洋 清張さんと昭和史
辻井喬 戦後六十年が問いかけるもの
半藤 一利[ハンドウ カズトシ]
著・文・その他
内容説明
あの戦争の指揮官たちのそれぞれの戦後。硫黄島の戦いに殉じた栗林中将の手紙。東京空襲の空に凧を揚げていた少年。「阿部定事件」で中断した国会。反安保デモの終わった夜―。激動の「昭和史」を目撃した半藤氏と十二人の対話がポスト平成時代に問いかける。「私たちは『昭和』をこう生きた。君たちはどう生きるのか?」
目次
ふたつの戦場 ミッドウェーと満洲(澤地久枝)
指揮官たちは戦後をどう生きたか(保阪正康)
なぜ日本人は山本五十六を忘れないのか(戸高一成)
天皇と決断(加藤陽子)
栗林忠道と硫黄島(梯久美子)
撤退と組織(野中郁次郎)
東京の戦争(吉村昭)
戦争と艶笑の昭和史(丸谷才一)
無責任論(野坂昭如)
幕末から昭和へ 熱狂の時代に(宮部みゆき)
清張さんと昭和史(佐野洋)
戦後六十年が問いかけるもの(筒井喬)
著者等紹介
半藤一利[ハンドウカズトシ]
昭和5(1930)年、東京に生れる。作家。28年、東京大学文学部卒業後、文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」編集長、専務取締役、同社顧問などを歴任。平成5(1993)年「漱石先生ぞな、もし」で第12回新田次郎文学賞、10年「ノモンハンの夏」で第7回山本七平賞、18年「昭和史」(全二巻)で第60回毎日出版文化賞特別賞、27年第63回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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